事務分掌は一行

2013-01-07 (月)

仕事 地方公務員

10年ほど前、ぼくは非常に珍しい「事務分掌」(県庁用語:いわゆる業務分担のこと)を与えられた。通常は5つ前後の業務がずらっと並ぶべきところに、一言だけ「防災ヘリに関すること」とあったのだ。

 

詳細は省くが、当時、宮崎県には防災ヘリが配備されていなかった。阪神淡路大震災で防災ヘリが大活躍をしたことを受け、全国の都道府県で配備が進む中、事実上、最後の「未配備県」という状況であった。当然、防災担当部局は何としても導入したかったのだが、ヘリの運航・維持には莫大な経費がかかるため、財政当局は断固反対の立場であった。そんな中で、「では導入の可否について検討だけはしよう」ということになり、職員1名が配置された。ーそれがぼくだった、というわけだ。

 

ほぼ何も決まっていない状況だった。前任者ももちろんいない。消防防災課防災担当というところに机と椅子を貰い、「まあ、宮崎県に防災ヘリを導入できるかどうかは、あなた次第だ。よろしく!」というのがほぼ唯一の業務説明。異動した初日は「防災ヘリの歴史はこう」だとか「消防庁からは宮崎だけ防災力が低いので何とかして欲しいと言われている」だとか、周辺情報を教えて貰っただけで終了した。

 

2日目。すでに誰からも何の指示もなかった。その事実に「防災ヘリに関すること」をまるごと任されたのだ、ということを自覚せざるを得なかった。昨日の話から言えば、スタート地点にたったところで、すでに「手段から開放」されていた。それどころか、まだ防災ヘリの導入をするべきかどうかすら決まっていないのだから、目的すらないわけだ。

 

だから、まずは「宮崎県にとって防災ヘリが必要かどうかを考える」という、「目的探し」から、本当のゼロポイントから取り掛かったのだった。その後の敬意をざっくりとまとめると…

 

(1年目)

・防災ヘリにかかる有識者会議を開催。何度も会議を重ねた結果、「防災ヘリは本県にとって極めて有益。大きな経費負担については汎用性のある活動にすることで費用対効果を高めるべき。導入すべし」という結論を得る。

・導入に向けた交渉開始。用地の確保、予算の確保、各種許認可など。

・特に予算確保は財政との全面戦争化となる。膨大な経費をこまかく積み上げて説明。なんとか予算計上(導入決定)にこぎ着ける。

 

(2年目)

・ヘリの機種選定。米国製、仏製、日本製の3機種から専門部会で検討。米国製に決定。装備内容も決め、発注。

・県民に親しんでもらう為、機体デザインを募集し、決定する。

・宮崎空港内に用地を確保。防災ヘリ基地の設計作業。

・ヘリに搭乗する隊員の選考。救命救急士の採用は全国初の試み。

・隊員の人件費について、市町村からの経費負担ルールの策定。

 

(3年目)

・機体の愛称を募集。名称は「防災救急ヘリコプターあおぞら」に決定。

・ヘリが米国から輸入され、埼玉の組立工場にて完成検査。その後、自ら飛行して宮崎空港に納品。

・防災ヘリ基地の工事開始。冬に完成。

・隊員らの訓練開始。同一機種を抱える他県航空隊(福島・長野・和歌山・鹿児島)に依頼して長期派遣訓練。

・帰還後、消防学校内に仮事務所を構え、自隊訓練開始。

・訓練場所も含め、県内の臨時離着陸場の調査を実施。

・2月 運航開始。

 

改めてこうやって書くと、なんだかスムーズに進んだようにも見えるかもしれない。しかし、実際にはいくつもの壁にぶち当たり、交渉が決裂し、頓挫し、進行が完全にストップし、あるいは逆行すらした。進んでは戻りを繰り返しながら、目の前に生い茂る草木を払い、行く手を阻む岩をどけ、悠然と流れる川に橋を渡し、時には迂回し、トンネルを掘り、なんとか「道」をつくりながら、前に進めていった。その間、どれだけの冷汗をかき、どれだけの眠れない夜を過ごしたかわからない。

 

でも、結局は「自分の頭」で「どうすることが宮崎によって有益か」を考え、何らかの方向性を探り出すしかなかった。そうやって、ひたすら「防災ヘリに関すること」を考え続けた。無論、上司に相談することはある。でも、結局のところは、「ぼく以上に防災ヘリのことを考えている人は誰もいない」のだ。何らかの方向性を示すのは、ぼくにしかできないことなのだ。なにせ事務分掌は一行「防災ヘリに関すること」なのだから。

 

ちなみに、どのレベルまで考えたかという例をあげると、防災ヘリを格納し、隊員たちの待機・訓練施設となる「基地(正式名称:宮崎県防災救急航空センター)」。詳細な設計図面は、もちろんプロに依頼したのだが、どういう部屋の配置にしたら、隊員が活用しやすいかを考えて、ああでもないこうでもないと考え、最終的には、エクセルを使って仮図面まで描いた(笑)。設計事務所の人に呆れられたり感心されたりしつつ、結局、ほぼぼくの案通りの配置で設計されることになった。

 

よく言えば「全権委任」されているし、悪く言えば「逃げ道がない」ということだ。非常なプレッシャーであり、快感であった。たかだか30代半ばのぼくの判断で、あらゆるモノゴトが決まっていくのだ。どんなトラブルが現れても、ぼくがギブアップしない限り、何らかの解決策はあった。ひねり出した。そうやって無我夢中の3年間を過ごし、最終的に「防災ヘリが活動を開始し、人命の救助を行った」というところを見届けることができたのだった。

 

まあさすがに、「目的探し」から始めるのは非常にレアケースではあろう。でも、明確な「目的」があれば、業務は自分で作り出せばよいのだ。「防災ヘリに関すること」。そのたった一行の言葉から、どれほどの仕事が溢れでたことか。これを自由を言わずして何と言おう。つまりはこれが目的の明確化=プロジェクト化であり、「手段からの開放」なのである。

 

[13.01.07]

・最終四半期のチーム業務確認。雇用施策方針案作成。予算内示(ほぼ満額)。

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総プロジェクト化構想

2013-01-06 (日)

地方公務員 未分類

ぼくは、公務員のすべての仕事がプロジェクト化すればよいのに、と思っている。プロジェクトとは、「ある目的を達成するために計画をたて遂行すること」であり、そのゴールは「ある目的を達成すること」である。公務員のすべてが「ある目的を達成すること」に注力できたらどれほどすごい力になることだろう。

 

なんてことを書くと、ちょっとおかしなことを言っているように聞こえるかもしれない。県には施策のおおもととなる総合長期計画(宮崎県の場合は現在4カ年の「未来みやざき総合プラン」)があり、キチンと目指すべき方向が決まっているではないか。そしてジャンルごとに明確な目標を掲げて、数値目標も掲げた個別のプログラムを組んでいるし、その進捗状況については毎年、外部の委員からの評価も頂きながら、達成度を図っているではないか、と。

 

そう。県という組織全体としては、「こうありたい宮崎」を描きながら施策を打ち、県議会からも厳しい意見を頂きながら、ひとつずつ確実に目的達成に向かって進んでいる。ぼくが「プロジェクト化」と言っているのは、そういう総体的な話ではなく、もっと個別の、各論上での話なのだ。

 

具体的に説明する。県庁の場合、年度の頭に「事務分掌」と呼ばれる事務分担表を作成し、各職員ごとの業務が割り振られる。 これまでの経験上、宮崎県では一人あたりおおよそ5項目程度の業務を受け持つ。ここで言う業務というのは、個別の事務作業という意味だ。たとえば、一項目の業務例として「市町村向けの某・補助金業務」があったとする。この業務を担当することになった職員は、補助金の説明会の実施・市町村への要望照会にはじまり、交付要綱の策定・周知、希望のある市町村からあがってくる申請書類の集計・審査、そして交付先や交付額の決定、そして実績報告の審査、補助金の交付などなど、補助金にかかる一切の事務処理・会計処理をひとりで行うことになる。

 

当然、業務によって、その困難度・処理量・処理期限などが異なるので、各所属において本人の力量や経験値などを考慮しつつ、業務配分を決めていく(これは行政に限ったことではなく、ある程度の規模の企業であれば、当然このような事務配分というのはあるのだろう)。各職員は、割り振られた業務をひとつひとつ確実に処理していく。そうやって県行政は動いている。

 

さて、ここでぼくが問題としたいのは、まさにこの「事務分掌」なのである。個別の業務というのは目的を達成するための「手段」である。言い方を変えれば、「一連の業務を滞りなく処理することができた」というのは、「キチンと手段を講じた」ということに過ぎないのであって、イコール「目的を達成した」ことにはならない。当たり前だ。もちろん、「目的」を達成するために組まれた「手段」であるから、業務を処理することは「目的」を達成するための重要なステップである。だけれども、その処理ばかりに気を取られていると、「目的」の達成がついつい見過ごされがちになってしまうのだ。

 

冒頭で、公務員のすべての仕事が「プロジェクト化」すればよいのに(仮に総プロジェクト化構想とする)と言ったのは、職員に「手段」を割り振るのではなく「目的」を割り振ればよいのに、ということだ。県庁が抱える「県民の幸せ」という大きな「目的」を細分化して、小さな「プロジェクト」に落としこむことで、直接「目的」を担当するようにする。そうすることで職員は「手段」から開放されるのだ。

 

実はこの「手段からの開放」は、仕事のススメ方を大きく変える。…ということで、この話は明日につづく。

 

[13.01.06]

・掃除、洗濯のあとのんびり。

・午後から「DOCUMENTARY of AKB48 to be continued〜10年後、少女たちは今の自分に何を思うのだろう」★★★。
「DOCUMENTARY of AKB48 show must go on〜少女たちは傷つきながら夢を見る」★★★★★。2年ほど前、AKB48、というか、ノースリーブスの3人とホンのちょっとだけ仕事で絡んだことがあった。当時はぜーんぜん興味がなかったので、「たかみなちっちぇえ」ぐらいの感想しかなかった。まあ、当時も人気者ではあったが、あのあと単なるアイドルグループでなくなり急激に国民的アイドル化していったという印象がある。そのAKB48のドキュメンタリー映画があるという。これまで2本が公開されているのだけれど、その第2弾が「大傑作」だというので、DVDを借りてきて見てみた(ついでに第1弾も)。で。いやもう本当にこれがすごい映画だったのである。AKBのメンバーの、なんと「大人」なことか。なんと体育会系なことか。いや、プロレス的なことか。サブタイトルにあるようにまさに「少女たちは傷つきながら、夢を見」ているのだ。その傷つき具合が、ハンパない。AKB総選挙、西武ドームライブ、東北震災支援、チーム4…といったいくつかのエピソードをクロスさせながら、「アイドル地獄絵図」を描いて見せている。すごい世界。あー。たかみなの大ファンになっちまったよ〜。

・「ドライブ」★★★★。なんと静かな主人公。そして激しい暴力。そして美しい映画。これって繰り返しみてどんどん好きになる映画かもしれない。

 

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メガネ男子

2013-01-06 (日)

お買い上げ 身体

4年前にレーシックをした。随分快適だったのだけど、半年経過したあたりから、すこ~しずつ視力が低下し始め、最近は映画館で字幕が読みづらいレベルに…。車の運転も昼はまだよいけど、夜はかなり見えづらい。困ったー。

 

再度レーシックを受けようと思いつつ、前回受けた病院が東京なので、再手術するにも中期的に計画しなくちゃいけない。当面はメガネでしのぐかな〜ということで、「とりあえず」的なメガネを買いに「JIN’s」へ。なんだかんだで店で一番高価格帯のものを買ってしまったけど、それでもレンズ台込で1万円也。全体がすごくシステマチックなので、待ち時間も短くストレスも小さい。あーこれは流行るわ。買った直後に着替え用にもう1個買おうと思ったもの。

 

ところで。買ったときは気が付かなかったのだが、メガネをかけた状態で遠くから手元に視点を移すと、ん? なんか見えづらい? 見えやすいようにするには…ものを手元から少し遠くに… … … って、ええっっっ! こ、これは、老眼?

 

現在、裸眼では遠くが見えにくい(今日の測定で0.4〜0.6程度)だけで、手元が見えにくいということはない。でも、メガネで近眼を矯正すると手元が途端に見えにくくなる。これは老眼の予兆…なんだろうなあ。思い返せば、レーシック受ける時点で「年齢的にいつ老眼が始まってもおかしくない。レーシックでは近視を矯正することしかできない。」と言われたんだった。

 

うーん。めんどくさい。まあ、人が「老い衰える」ということは、何らかの機能が脆弱化し、それを補う必要がでてくるということであるから、年齢を重ねる=こういう「めんどくささ」と上手にお付き合いしていくこと、なんだろうなあ。

 

 

[13.01.04]

・仕事始め。関係機関への挨拶まわり。来年度の雇用方針への意見作成。当初予算について財政協議。

[13.01.05]

・息子の耳鼻科。順調とのこと。防災士宿題。午後からもろもろ買い物。メガネ。職場用スリッパ。漫画。家人と娘1号の靴。図書館(カード更新)。パン屋。フーデリィ。夕食後、フローランテ・イルミネーションへ。激寒。「めちゃイケ」の中居くん特集を見る。尾崎牛登場。やるなあ尾崎さん。

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2013年の日は明けて

2013-01-04 (金)

余談

それにしても美輪明宏は凄かったな。全身黒で、超〜地味なのに普段とのギャップが大きくてどうしても派手に感じてしまう「空腹が一番のご馳走」的な衣装。たぶん、大晦日の一日のために、この数年間金髪ドハデに過ごしてきたんじゃなかろうか。本人は「歌に集中してもらうため」という狙いだったそうだが、ぼくには全然逆効果だった w

 

あとは、水森かおりの衣装。ああこれは「小林幸子枠」を狙ってきたな、このあと絶対変身する!と思っていたら、ただ縦に伸びていったただけという…。でも、その伸び方が尋常じゃなくてビックリ。意外に「大道具衣装」の新たなる可能性を感じたりもした 。まあ、どうでもいい話だけども。

 

…そんなこんなで、2013年スタート。昨年は異動したこともあり、いろいろな状況が変化したのだが、今年はもっと自分から主体的に仕掛けていきたいな。根っからの「面倒くさがり」ということもあり、具体的な目標を掲げないと昨年のような受身な1年になるかもなあ、という反省で、とりあえず第一四半期である3月までの目標を書いてみる。

 

◯防災士に合格すること

まあ、これは頑張るだけの話。1/18〆切のレポート作成と、2/3の試験に万全を期すのみ

 

◯都農ハーフマラソン(2/11)で1時間50分を切ること

12月にほとんど走らなかったので、昨年秋に懸命に鍛えた脚力はほぼリセットされた(泣)。とはいえ、過去の自分は越えたいので、週末の長距離トレーニングと平日のスピードトレーニングを課して、ベストタイムを目指す

 

◯書きかけのレポートを仕上げること

地方公務員の新しい働き方について、自分の思う所を少しずつまとめ始めている。これをキチンと整理して、何らかのカタチで発表したい

 

◯子どもの宿題を毎日見ること

放任主義が過ぎて、子どもがどんどんアホ化している(@当社比)。せめて宿題だけは毎日見るようにしよう

 

◯新たな地域ミッションを創出すること

現時点では具体的なものは何もないが、個人でできる範囲で少し模索したい。今月宮城に行くことや、来月防災士になること、あるいは食関連イベントへの参加などで見えてくる何かがありそうな気がする。

 

◯ルーティン業務の最適化

現在の本業(雇用対策)のうち、就職支援業務のほとんどはルーティン化できる。もちろん、バージョンアップは必要だが、ここらで一旦、全部を見直して、フルモデルチェンジをしておく必要があるかな。

 

◯見るべき映画(DVD*含む)

意識しないとどんどん映画を見なくなるので。「ひまわりと子犬の七日間」「ボクたちの交換日記」「レ・ミゼラブル」「ライフ・オブ・パイ」「つやのよる」「東京家族」「オズ はじまりの戦い」「ジャンゴ」「クラウドアトラス」「希望の国」「桐島、部活やめるってよ*」「この空の花 長岡花火物語」「ドライブ*」「高地戦」「サニー 永遠の仲間たち」「トガニ」「おとなのけんか*」「アルゴ*」「サウダージ」「ブルーバレンタイン*」

 

◯読むべき本(読みかけ*、再読**含む)

映画に同じく。「クアトロ・ラガッツィ」「昭和史」「ビブリア古書堂の事件簿2」「犬の力」「フランキー・マシーンの冬」「すべては裸になるから始まって」「愛より速く」「心がおぼつかない夜に」「藝人春秋」「パラレルな世紀への跳躍」「ストーリーとしての競争戦略*」「永遠の0*」「武士の家計簿*」「生きるって人と繋がることだ**」「庄内パラディーゾ**」「はだしのゲン**」

 

[13.01.01]

・実家でだらっとしたり防災士の勉強したり。昼イチで恒例の都萬神社参拝。混んでる。家人の実家へ。

[13.01.02]

・頭痛くてだらだらと。午後から帰宅。軽くRun。10km。夜は早寝。

[13.01.03]

・終日防災士の勉強。偉いなあ自分。やっと教本の2/3。夜は「県民SHOW」とか。

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2012年

2012-12-31 (月)

余談

2012年。飛躍の年に!…という思いでスタートした1年は、まあ、最初の1歩を踏み出しつつも、じっくりと足場を固めるような1年になったかな。

 

ドクターヘリの運航開始。労働政策課への異動。「かえるのたまご」知事賞。フードビジネスへの着手。口蹄疫パレードへの協力。Facebookでのいろんな人との交流…。過去の仕事や今の仕事、プライベートでの活動のいろいろが、徐々に「組織や肩書きに頼らず『自分』を晒して生きる」ことに繋がってきた気がしている。

 

みやざきアピール課という肩書きは、実にワイルドカード的であった。会いたい相手に会うことができ、企画次第でどんな仕事でもできた。そういうまさに「切り札」は異動によって失くしてしまったが、自分の気持ちひとつで「ひとり勝手に県庁総合窓口」というような動きもできた。小さな実績を積み上げることが個人の信用になっていくのだな。

 

さて。2013年は、どんな花を咲かせることができるだろう。

 

[12.12.26]

・息子の付き添い耳鼻科。子供らを西都の実家へ。連合宮崎。

・畜産の未来を考える会。田中、西森、深田、宮原、原田、波越。「晴夜」。2次会にひとりで「hana」。あとから隊長やら理恵ちゃんやら日高先生やら福ちゃんやら。

[12.12.27]

・午前中休。「古賀総合病院」にて尿管結石の検査。違ったらしい…。午後から通常仕事。システム打合せなど。

・銀邸にて。永、外、福、穴。未来ビジョン。

[12.12.28]

・仕事納め。ランチは空港「わらつみ」の鮨ランチ(¥2000)。机の中の古い書類を処分。「贖罪(前編)」。

[12.12.29]

・晴。大掃除日和。ほぼ役に立たない子供ら(息子は力仕事禁止)なので、頑張らないと。窓(大仕事)、車、ガレージを徹底掃除。夕食はご褒美の焼肉。「贖罪(中編)」

[12.12.30]

・雨。息子、娘2号と床屋へ。帰宅してお好みランチ後、家人、娘1号は美容院へ。ぼくらはゴロゴロしながら漫画読み。録画した「すべらない話」を見ながらだらだらした夜。

・「贖罪」★★★★。映像の美しさ、女優陣の存在感、奇妙奇天烈なストーリーで圧倒される。特に1話(蒼井優)、4話(池脇千鶴)が特筆。ただ、すごく面白いだけに、キョンキョンをここまでおばさんに描かなくても、とか、第5話はご都合主義じゃね?(原作が?)とかが、すごく惜しい。

[12.12.31]

・晴れた。部屋の掃除。机の片付け。

・実家にて年越。

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日記を書かない習慣

2012-12-25 (火)

余談

今年は海森堂の更新をパッタリやらなくなった1年だったなあ。

 

Facebookの影響もあるし(そこでのやり取りで比較的満足してしまう)、父親業の物理的時間が増えたこと(子ども3人は結構たいへん)、異動になって新しい仕事になれなくてはいけなかったこととか、いろいろ「言い訳」は浮かぶ。

 

これまでも、何度も「休憩」したり「休止」したりもしたけど、年を取るにつれてこの「海森堂」がより一層「自分メモ」としての位置づけが大きくなってきているというのもあるかな。よほど「書きたい何か」がない限りは書かないというか。とにかく一番下の「日記欄」は、更新を怠った分だけ「その日何をして過ごしたか」を忘れてしまうので、それはそれで困ったちゃん。日々、ある程度整理をしていかないとなー。

 

…ということで、来年の目標は「ほぼ毎日更新」。←という、まさに自分メモな本日の更新。

 

[12.12.13]

・終日年休。息子の慢性副鼻腔炎の手術。娘1号2号を送り届けたのち、9時に病院に入ったものの、内容の説明があったのちは待ち。手術室に入ったのは午後2時過ぎ。カリーノにて時間潰し。昼めしは「西平」。手術自体は40分ほどで終了したらしいが、経過観察も終えて出てきたのは午後4時過ぎ。やたらと管がいっぱいで気の毒感満載。全身麻酔なのでなかなか意識がハッキリしなかったが痛みは感じてない様子。テレビも付けたが疲れたのか1時間もすると再び寝る。あとは寝たり起きたり。ヒマ過ぎてLINEのゲーム「ブラウンのクッキー」にハマる。夜中に3度トイレへ。狭すぎるベッドで眠れない夜。

[12.12.14]

・午前11時に退院。40時間ぶりとなるランチは本人のリクエストで丸亀製麺。かけうどん+カボチャ天、ナス天、イカ天。

・午後から出勤。溢れる書類とメールに目を通して終了。

・日高英輝さん講演会「デザインにできること」。ケーススタディのみの講演だったが、デザイン実務者が対象なので、ビンビンに響く内容だったのではないか。打ち上げで焼き鳥「とらや」。珍しく「hana」に入れず…。

・とつぶやいたら、hana2号店からお誘い。ステキなアトリエ。あっこさんと。

[12.12.15]

・家人が娘1号の音楽教室へ。ぼくは息子と耳鼻科。中のガーゼを抜き取り脱脂綿に入れ替える治療。たっぷり2時間半…。娘1号のピアノ教室ののち、2号を迎えに行き帰宅。

・TSUTAYAにて漫画を大量にレンタル。

・「マダガスカル3」★★★。よくできてる。小気味いい。ただし、吹替はイマイチ。

[12.12.15]

・息子を病院へ。経過確認で昼前まで。ピアノを終えた娘1号を拾い、保育園の2号を拾い、帰宅。

[12.12.16]

・「007/スカイフォール」★★★★。久々に見終わったあと、肩をいからせて出てきた。とにかくかっこいい映画だ。もうちょっと小道具があった方が007っぽい気もするけど。

[12.12.17]

・統計データチェック、高専協議資料、復命書作成。家人が飲み会なので鍋。

[12.12.18]

・書類の整理。熊本県案件。

[12.12.19]

・労働局打ち合わせ。システム打ち合わせ。娘1号担任面談。えらく褒められた。

・課忘年会「魚野郎」。2次会からY社長らと「塚田農場」。3次会名前忘れた。4次会から畜産の二人と「時間割」。

[12.12.20]

・終日、予算配分計画を作成。

[12.12.21]

・予算配分計画について部次長協議。夕方に財政説明。

[12.12.22]

・娘2号発表会。意外にやる子。息子と耳鼻科。経過は良好。

・フードビジネス勉強会。永、外、福。

・佐藤裕美会。「かねいちよどはん」。紫、黒、三。

[12.12.23]

・掃除。TSUTAYA。「ラディッシュ7」で惣菜各種。文化公園で寒さに震えながらムリクリランチ。「フーデリィ」にてもろもろ買い出し。ワインなども。

[12.12.24]

・朝寝坊。イオンのUNIQLOにてジジババのプレゼントやらスリッパやら靴下やら購入。タイヨーGRAD視察。ふむ。

・家の掃除片付け。ジジババが来てクリスマス会。ジジのケーキがハンパなく凄い。

[12.12.25]

・朝3時にプレゼントを置きに。よく起きたな自分。子供らも朝5時から起きだした。一大行事。1号の玩具、イマイチ。

・激冷。Z課から予算配分の打ち返し。ううむ。市町村事業の中身確認。青森県食産業振興チーム意見交換。昼休み、宮観、みやPEC、0120振込。

・シルバニアファミリーにハマる2号。ぷぷぷ。

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愛しさと、美しさと、変態と

2012-12-15 (土)

アートなど

久しぶりの東京出張。業務の合間をやりくりして、駆け足で3つの展覧会を見てきた。

 

森本千絵「en°木の実」展@ワタリウム美術館「on Sundays」

 

 

もう長年、森本千絵さんの大々ファン。元々はアートディレクターとしてのファンだったハズなのに、好きになりすぎて今は女子としてもファン。長澤まさみの次ぐらいにらぶ w。「言語」以外の方法で、こんなにも感情を表現できて、それがひとりよがりでない、多くの共感を生む表現になっていて、さらには特別な愛おしさまで感じさせる「森本千絵らしさ」がもう凄かった。2時間たっぷりいても見足りないほど。会場に本人がいたので抱きしめたかった(もちろんしません)。

 

 

篠山紀信展「写真力」@東京オペラシティアートギャラリー。

 

 

なにせ多感な中学生時代を「激写」で過ごしたわけで、世代的にキシンイズムにどっぷり浸かっている。展示のほとんどを「スター」の写真で埋め尽くしたことで、より一層、キシンイズムに満たされて実に心地よい空間だった。山口百恵、宮崎美子、蒼井優、高岡早紀…。美し過ぎて吸い込まれそうだった。ただ、うーん、なんだろう。意外性はなかった。歌舞伎、TDL、相撲、バレエ、刺青といった「意外な被写体」ですらも、いかにもキシン!という様式美を感じたなあ。

 

 

会田誠展「天才でごめんなさい」@森美術館。

 

 

これはもう「意外性」の連続というか、バカというか、イカレてるというか。エッセイは読んだ事があって、そのとき「意外と正しい人かも」と思ったのは大きな誤解であった。やっぱりド変態であった。スクール水着の絵など、まったく真っ当な部類。あまりに問題がある(不快になる)ため、18禁の展示室があるほどだ。なにか特別な思想があるわけでもなさそうで、それでいて、作品のひとつひとつに明確な悪意があって見ている物の居心地を悪くする(でも目が離せない)。…という意味で、間違いなく天才でもある。うーん、しかし女性の陰毛が濃いだの薄いだので絵を描いてるこの天才と同年代か〜。

 

愛しさと、美しさと、変態と。アートはぼくを救う。

 

[12.12.10]

・朝から調子悪い。二日酔いなら運転できないが…と思いつつアルコールチェッカー。0.00。となると風邪か。部下との協議などで追われたため、なんとか1日もったけど、きつかった。昼休みは車で寝た。ヘパリーゼとイブを大量摂取でしのぐ。ちょっと熱出た。

[12.12.11]

・なんとか回復。午前中、経済団体への求人要請。午後の便で東京へ。ソラシド。厚労省にてこまごま打ち合わせ。

・森本千絵展を経由して、銀座「マルディグラ」。じゅんじゅんと。短角牛のハラミが旨過ぎる。これぞ肉。豚肉モツの揚げ物も旨かった。東新宿泊。夜中に軽くビール。

[12.12.12]

・東京事務所との打ち合せ。早稲大学キャリアセンターとの打ち合せ。渋谷「8/」現地調査。

・移動中に「創造力なき日本/村上隆(角川oneテーマ21)」★★★★。いつも全力の著者。格好よすぎる。

・ランチ「キッチンおとぼけ」。懐かし過ぎる。合間に篠山紀信展。会田誠展。

 

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企業と併走すること

2012-12-13 (木)

地方公務員

昭和の時代、公務員の役割は、民間が行う経済活動を「後ろから押していく」ものだったと思う。

 

第二次世界大戦でいったんリセットされた日本は、国力を上げるために、製造業を活性化することが必須となり、行政はそれを強く「後押し」することが施策の中心だった。戦後の復興は、そんな製造業による右肩上がりの経済成長に支えられてきた。70年代に入って加速度感の増した経済成長も、80年代にかけては、伸びが鈍化しつつも、流通・販売を中心としたサービス業が台頭し、なんとか成長の歩みは続いた。それが90年代、2000年代になると経済は停滞し、むしろ右肩下がりになる懸念すらある…。

 

いきなり何の話かと言うと、ぼくには、こういう「成長する日本経済」を公務員は「後ろ」から支えていた、というイメージがあるのだ。もちろん、いろいろな経済施策があって、企業の努力があって、総合的に日本の経済は発展してきたわけだけど、相対的には民主導での成長であったのだと思う。韓国政府が特定の企業(ヒュンダイやサムソン)を贔屓してまで経済成長を目指したような、そういう強引さはなかった。だからこそ、「日本の企業は優秀だから後方支援をすればよい」、そして、「公務員は「公的」な立場であるから、「公平性」を最優先とし、民間企業の成長を見守っていればよい」という価値観が形成されていったんじゃなかろうか。

 

行政の公平性。個別の経済活動への不関与(まれに消極的関与)。…行政に携わる人間にとって、これはもう「正論」であって、誰もが「自明の理」と信じて疑わないことなのかもしれない。しかし、そこには論理の矛盾がある。行政は公平であらねばならぬ、と言う理屈がある一方で、ある「特定企業」が、日本にとって、あるいは地域にとって、経済的な影響が大きい場合には、公平性を越えてやってきたじゃないかと。韓国ほどではないにしても。

 

例えば、宮崎にやってくるプロ野球キャンプである。近年、沖縄に取られたとはいえ、それでも、巨人、ソフトバンク、広島、西武が宮崎でキャンプを張ってくれている。その経済的効果は大きく、県民の誇りでもある。だからこそ、大きな予算を投じて、球場をはじめとした施設整備等行い、キャンプしやすい環境づくりに努めてきた。

 

だが考えて欲しい。どれだけ認知度が高いとはいえ、球団はそれぞれ利潤追求を旨とする一民間企業である。株式会社読売巨人軍であり、福岡ソフトバンクホークス株式会社であり、株式会社広島東洋カープであり、株式会社西武ライオンズなのだ。行政が公金を投入してよいのだろうか。特定企業の利益に寄与してよいのだろうか。

 

…言うまでもないことだが、もちろん、いいのである。いやむしろやらねばならないのだ。

 

4球団が秋季・春季キャンプをやらなければ、この時期どれほどの観光客が減ることだろう。どれほど交通機関やホテルに空きがでることだろう。春季キャンプは、観光客だけでなく報道機関も相当数やってくる。そして各種媒体を賑わせる。こんな大事な「資産」を無くすわけにはいかない。

 

波及効果も大きい。プロ球団が使っている球場・宿泊施設で練習したくてやってくるセミプロ、アマチュアのチームは数知れない。プロ野球を核として、「スポーツキャンプ」の地域ブランドになっているのだ。せっかく積み上げてきた地域ブランドなのに、ひとつの球団でも撤退すれば、ドミノを倒すように瓦解してしまう可能性がある。このブランド力はなんとしても守らなければならない。

 

この図式に当てはめるならば、県内経済の活性化を促す企業であれば、行政としてはもっと積極的に関与すべき、という考え方があっていい。「後ろ」から眺めているのではなく、むしろ「当事者」として、この地域の経済活性化を考えなくちゃならない。

 

ここで話はグルリと冒頭に戻るのだが、「後ろから押していく」はずの民間企業は、90年代以降、疲弊するところが増えていった。その一方で使える予算はどんどん目減りし、公共事業等によって地域全体を満遍なく支援することが厳しくなっていった。バブルが弾ける頃に公務員になったぼくら40代半ばの世代は、約20年間に渡って、そういう「経済成長が難しくなったこと」「後ろから支援することの限界」を体験してきたのである。

 

だからこそ。これはもう「経済活動への積極的関与」をするしかないのだと思う。それも「キャンプ撤退を防ぐため」といった守備的な意味合いではなく、もっと攻撃的な意味合いでの関与だ。成長が期待できる企業の「横」に立って、相互にアイデアを出し合い、企業と地域の双方のメリットを見いだしていかなくちゃいけない。

 

経済活動を「後ろから押す」行政から、経済活動と「併走する」行政へ。つまり、公務員は大局的な視点でのビジネスパーソンになっていくべき、なんじゃなかろうか。

 

[12.12.05]

・基金用務。東京出張準備。昼休みはカリーノリニューアルの探検。ラディッシュセブンが素晴らしい。時間かけて巡礼しよう。

・「インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実/真梨幸子(徳間文庫)」★★★。物語にはぐいぐい引きこまれていったのだが、ラストがなあ…。前作からの期待感が大きすぎたか。それとも、本作は第3作(まああるでしょう)への繋ぎ的な役割なのか。

[12.12.06]

・特別委員会。システム打合せ。K君宅に第2子誕生(♂)。おめでとう。ランチはサイストで九州パンケーキ。

・家人が遅くなるとのことで、2号の迎え、上二人の迎え、晩ごはんの準備。時間がないときの鍋(ごま豆乳鍋)。

[12.12.07]

・T町来訪でもろもろ指導。求人要請部長レク。カーボランチ。

・時間休とって娘1号の参観日。道徳。懇談でクリスマスプレゼントの話など。Kちゃんがまさかの大スターへ。

・家人の祖母が亡くなる。急遽、週末の日程調整。ともちゃんとこのモエがきて一緒に夕食。トマト鍋。

[12.12.08]

・上の2人は地域のクリスマス会へ。下は保育園へ。午後、娘1号を皮膚科へ連れて行こうとしたら休診。ぬー。

・夕方からお通夜の会場へ。

[12.12.09]

・朝寝坊。斎場へ。告別式。火葬場へ行く家人を残し、家に戻る。

・青島太平洋マラソンの打ち上げ&忘年会へ。極楽湯。記録更新続出。サブフォー達成の鮭、もうすぐいけそうな金、毬。初マラソンで4時間半の葡。大躍進の菜、蛍。そして練習なしで無謀にも走った黒。みんなよく頑張った。

・じゅんじゅん激励のため、塚田農場。理恵、田中くんなど。ついつい飲み過ぎ、たたんばあまで行って午前2時。

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キャラクター考

2012-12-04 (火)

デザイン 仕事 地方公務員 宮崎県

みやざき犬」の産みの父(産みの母はHくん。ベビーシッターはNくん)として、思うところを整理してみる。

 

キャラクターというのは、タレントと一緒で「露出度」が最も重要だと思っている。かわいい・かわいくないは、二の次で「露出度」こそが重要なのである。わかりやすい例は、「せんとくん」だろう。最初にあの造形をみた瞬間は、誰もが「げ!」「ないわ!」と思ったハズ。それが奈良県内で「そんなキャラは認めない論争」が巻き起こって何度もニュースで取り上げられ、結果、すごい量の露出となって、「そこまでひどくないんじゃね?」「ちょっとはかわいいかも?」「かわいい!」になっていったのはご承知の通りである。

 

せんとくん以降、話題性を狙って意図的に「かわいくなさ」をウリにしたようなキャラが増えたけれども、狙って打った玉はすっかり見透かされるのが現代だ。結局はただの「出オチ」になってしまい、一瞬話題になっただけで萎んでいくことがほとんど。だからと言って、単に「かわいい」だけでも取材はしてくれないし話題にもならない。よほどうまく仕掛けていかないと露出を継続していくのは簡単じゃない。

 

 

今では全国区となった「くまモン」だって、デビュー当時の評判は散々だった。目が怖いだの、熊本にクマはいない(笑)だの。だけども彼には新幹線対策という大きな予算があったから、次々にいろんな仕掛け(しかも当時のプロデューサーは小山薫堂さん)を繰り出すことで、スタート時から相当なボリュームの露出を続けることができた。

 

さらには、とてもキュートなキグルミが登場したことも大きかった。リアルにちょこまかと動く「くまモン」は、ぐっと人の心を捉えた。さらにさらに。著作権フリーということが「商品化」を促し、「モノ」による露出も加速度的に進んだ。戦略もありつつ、ラッキーもありつつ、他に例をみない独自なキャラクターへと成長していったのだ。まあしかし、これは「くまモン」の売り方であって、マネできるものじゃない。

 


さて。振り返って、我が「みやざき犬」である。彼ら(とあえて書く)はこれからどう売っていけばよいのだろう。

 

それは、他のキャラクターにはない「彼ららしさ」を活かしていくしかないのだと思う。3匹いる。カブリモノを被っている。ダンスを踊る。この「らしさ」を活かすとすれば、「物語性」に行き着く。3匹のキャラ立ち。時期にあったカブリモノ。ステージでのダンス。そこをうまくディレクションすれば、立派な物語性が浮かびあがってくる(はず)。

 

そういう意味において、「みやざき犬」にあえて目標を掲げるとすれば、「くまモン」ではなく「くまのがっこう」ではないか。

 

「くまのがっこう」は「絵本」である。しっかりとした物語があって、主役のジャッキーというキャラクターも立っている。その上で、物語の世界観をキープしながらグッズ展開へと進めている。そう。実はこのキャラクター、玩具メーカー・BANDAIの企画なのである。物語を先行させてからのグッズ展開というビジネスモデルなのだ。

 

キャラクタービジネスとしてスタートした企画でありながら、しかし、この「くまのがっこう」には嫌らしさがない。時間をかけて(なにせ媒体が絵本である)じっくりと母と子どもたちの支持を広げてきた。絵本の世界観をとても大切にしてキャラクターを「育てて」いるのだ。なにせ専用サイトでは、BANDAIのロゴすら表示してないほどだ。

 

このルートを狙っている自治体キャラは、未だ見かけたことがない。考えれば考えるほど、このルートにしか、成功はないのではないか、という気すらしている。一定の流れができつつあるfacebookに続けて、絵本、漫画、フラッシュアニメ…といったパッケージも提供する。「みやざき犬」の世界観をつくっていく。そこに新たな共感と需要が生まれるんじゃないかなあ。

 

 

…なんてなことを考えていたら、今日たまたま本屋で見かけた「くまモンの写真集」は、浅田政志さんの撮影ということに気がついた。なるほど! だからこんなにイキイキとした写真になっているのかあ。くそ。この写真集、悔しいけれど、見事に物語性を作り出していて、さらに1枚1枚の完成度もかなり高い。プロの仕事だ。ぬぅ。人気者はこんなことまでできちゃうのか。くー。負けるなみやざき犬。

 

あんまり悔しいので、初代「くまモン」のキグルミ写真(汚点)を添付しておく。キグルミビズがあんなにかわいい2代目キグルミを作っていなければ、こんな人気者にならなかったものを…。ちっ。

 

 

[12.12.03]

・T議員答弁。基金積み増しの件で部長協議。同じく財政協議。K女史とランチ・ミーティングいろいろ。「レガーメ」。

・地区の役員決め。地区長は免れたらしい。ほっ。

・「私は、フジコ/真梨幸子」。早く次のが読みたい。

[12.12.04]

・J委員会。意識の高い人とそうでない人の差が歴然。いつまで続くか。基金の資料など。

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ひとり勝手に県庁総合窓口

2012-12-03 (月)

仕事 宮崎県

ここのところ、ひとりで勝手に「県庁総合窓口」をやっている。ただし、「なんかワクワクしそうな話」専用の。たとえば昨日終わったプロジェクトはこんなんだった。

 

数ヶ月前、人気イタリアン「銀座シルベラード」のグランシェフをやっている中原さんから「前から思ってたんだけど、出身校の給食をつくったりってできないですかね…」という相談があった。東京でバリバリ頑張っているシェフが、故郷のために何かしたい。しかも子どもたちのために。…ええ話やん!ワクワクするやん!

 

ということで、早速、農政(食材の提供)と教育委員会(学校の協力)に話をしに行った。「そんなのすぐにできそう」と思っていたものの、詳しく話を聞くと、そうそう簡単な話ではなさそうだった。問題は大きく2点。予算の問題。そして衛生基準の問題。特に衛生面は、かつて給食による死亡事故があった経緯もあり、法が厳しく、外部者による調理はハードルが高かった。

 

それでも、シェフの「熱い思い」に感激した農政・教育委員会の担当者が、いろいろな代替案を考えてくれた。最終的にはシェフとも相談した上で、「学校栄養士に向けた本格イタリアンの調理実習」というスキームが出来上がった。直接、子どもたちに食べさせることはできないけれど、栄養士さんにシェフの技術を学んでもらい、給食に活かそうというわけだ。なるほど。予算も、地産地消の予算等を組み合わせてなんとか捻出できることに(といってもシェフの旅費や食材費ぐらいなんだけど w)。

 

 

せっかくなので、ぼくも図々しく実習の様子を見学に行かせて貰った。休日にも関わらず、県内の学校や給食センターから30人ほどの栄養士さんが集合し、シェフのデモンストレーション(写真)を食い入るように、時にため息すらつきながら眺めていた。その後の実習でも、直接シェフからひとつひとつ個別に指導を受けて、特に若い栄養士さんたちが、活き活きとして学んでくれたのが印象的だった。

 

シェフが用意してくれたメニューも良かったな。もうそのまま給食に使えそうな、それでいて、ちゃんと「イタリアン」なテイストが感じられる素晴らしい内容。栄養士会の幹部も「詳しい打合せもできなかったけれど、こちらの意図を全部汲んで貰った!」と感激されていた。試食してみてさらにビックリ。宮崎の普通の人参が、ほんの一手間でこんなにも旨くなるなんて! 宮崎の素材の良さも再確認。

 

…という感じで、行政の枠組みをうまく回していくと、関係者(今回で言えばシェフ・農政・教育委員会)みんながハッピーな仕掛けができるかもしれない。そしてうまく結果が出せれば次に繋がって、継続性も生まれる(ちなみにこの栄養士会プロジェクトは今後も何かやるです)。

 

ぼくがこれから勝手にやっていこうと思っているのは、こういう意味での総合窓口なのだ。比較的どんな球でも拾うつもり。そしてゼロ回答はしないつもり。なにか建設的な話があればいつでもお電話ください。報酬は「みんなが嬉しくなること」のみ。

 

…というわけで、その場でシェフからは次なる依頼が。これもワクワクする内容。がんばるです。

 

[12.11.30]

・朝イチで完全失業率のデータをUP。委員会資料へ。

・「ROBOT」★。期待し過ぎた。予告編でよく出ていたアクションシーン以外はかなり残念な感じ。もっとボリウッドらしく弾けて欲しかった。

[12.12.01]

・息子を耳鼻科へ。ドクターと話して鼻腔内の切除手術をすることに。CT撮ったり、聴力検査したり、血を採ったり。午前中いっぱい。

・学校給食会で中原シェフ実習。打ち上げまで参加。「たなこころ」。みんなが喜んでくれて嬉しい。一人2次会「hana」。

[12.12.02]

・上2人は地区のレクレーション(宮小で綱引きとか)。送り届けてそのままRun 21km。2’10。

・昼食後、「ブラザー理容清武店」。帰り道、夕食の買い出しなど。

・「殺人鬼フジコの衝動/真梨幸子(徳間文庫)」★★★★。不快過ぎる小説。そして読むことを止められない小説。最後のどんでん返しは、よく考えないとわからない。読みながら微妙に引っかかった部分が最後にだーっと裏返されていく。すごいな。

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