わが指のオーケストラ/山本おさむ

2011-08-15 (月)

聴覚・難聴 読書

本書は、実話をもとに「聾唖教育」の歴史をダイナミックに描いた漫画である。「ヤングチャンピョン」に連載されていたという。青年漫画誌なんて、恋かエロかギャグ、あるいはグルメしかないと思っていた w。秋田書店って硬派なのね。

 

恥ずかしながら本書は、すでに単行本発行から10年を経過。この本に限らず、自分の娘に高度難聴という障害があって初めて知ることになった「聾」の世界であるが、その歴史は長い間、暗く重いものだった。

 

聾者は、健常者との間で差別され、虐げられてきた。また、教育論もなかなか確立せず、昭和初期は健常者に合わせる教育法、すなわち、言語でコミュニケーションすることを前提として「読唇」「発話」を厳しく追求する「口話法」が全国に普及する。しかし、障害の程度によっては、必ずしも「口話」のみでは十分でなく、徐々に聾者に合わせる教育法、「手真似」すなわち「手話」も見直され、少しずつ聾者と伴に生きていく世界が広がりつつある…。

 

「手話」の勉強を始めると、必ずこういった「歴史」の部分も学ぶことになる。なぜなら、その厳しい時代への共通認識があってこそ、聾者との深いコミュニケーションが可能になっていくのだ。本書は、質の高い人間ドラマとしての側面もありつつ、聾者と健常者を繋ぐ歴史本、啓発書としても優れている。単行本4巻という手軽なボリュームのなかに、悩み深き歴史が凝縮されている。

 

もう、日本中の人に読んで欲しいくらい名著。ホントは買って欲しいけれど(文庫本も出ている)、ご要望があれば貸し出すので、Twitterかfacebookでご連絡を。

 

 

 

[08.15 mon]

・お盆シフトで職場はガラガラ。電話も少ない。集中して書類の整理とか企画書の仕上げとか。

・「わが指のオーケストラ/山本おさむ(秋田書店)」★★★★★。

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あ〜あ〜川の流れのよ〜に〜

2011-08-14 (日)

家族家事家 身体

土曜日、川の流れに身を任せ、ゆらゆらとたゆたってきた。いや、正確には川じゃないな。流れるプールだ。

 

子供らにせがまれて、宮崎市フェニックス自然動物園の「流れるプール」に行ってきたのだ。確かボランディアで母子家庭の子供らを連れてきたのが最後だから、約15年ぶり。ふはー。

 

流れるプールといえば、ぼくが小学校の頃は憧れだった。だって流れるんだもの(笑)。浮き輪につかまってプカプカ浮いていれば、勝手にぐーるぐると流れる。こんな非生産的、非エクササイズ的なものが、異常に楽しいんだな。遊園地なので、すぐそばをジェットコースターやゴーカートが通るけれど、子供らもアウトオブ眼中。ひたすら流れるのが楽しい。泳ぎが下手なケータツもハナも、ココでは、すいすいと25m近く泳げている(気になれる)。うむ。これはいいね。

 

そう思っていたら、日曜日の今日、2日連続で「流れる」ことになってしまった。実家の近くに流れるプールがあるのだ。お盆に来ただけなのに、しっかり水着を用意しやがった家人の罠にかかった。ちっ。場所は「杉安川仲島公園」。フェニックスより、水位は浅く(子供に安全)、水流は早い(楽しい)。これはいい。今日は子供に泳ぎを教えるのも面倒な気分になり、一人でのんびりと流れに身を任せる。ぐーるぐる。ぐーるぐる。適度に曇っていて暑くもない。ぐーるぐる。ぐーるぐる。ああ、至福。

 

やっぱ、夏は夏らしい遊びが大事だねー!夏の魅力を再確認だわ自分!、と思った帰り道のこと。車のシートに背中がつけれないぐらい真っ赤に日焼けしていることに気がついた。日焼け止めをしっかり塗ったのにひどい焼け具合。何かがおかしいと思って、日焼け止めをよくよく見てみたら、どこにも”ウォータープルーフ”と書いてなかった。ああ、日焼け止めも水と一緒に流れたんか…。

 

ということで、日焼けをすると黒くならず赤くなってヒリヒリ悶絶して数日過ごし、その後ポロポロと皮がむけて、とても汚い肌になってしまう派なぼくにとっては、大失敗な2日目なのであった。

 

余談だけれど、家人の実家で朝、歯を磨くとき、そこらへんにあるハミガキ粉を借りて、シコシコと歯を磨き始めたところ、どうにも泡立ちがよい。そして味が奇妙。もう一度手にとってよく見てみたら、それはハミガキ粉ではなく「メイク落とし」だった件。大きな文字で「ホワイトニング」とかあったから余計に勘違い…。ま、汚れが落ちるのは一緒だろうと思い、結局それで済ませてみたけどね。

 

[08.12 fri]

・TMS社と打合せ。いい流れか。知事レク。海外出張の段取。某シェフと打合せ。厳しいご意見と宿題。でも深い部分でわかり会えた気もする。ランチ「ルーデリィ」。ミッドナイトカレー10倍。

・セノ君とルミーが来訪。特ホル鍋。

 

[08.13 sat]

・朝イチでフェニックス自然動物園。30分待って9時45分オープン。お昼まで。午後昼寝。

・家人の実家へ。手巻き寿司とオードブルと。ひたすら食って飲んで寝る。

 

[08.14 sun]

・親父の本家へ。墓参り。実家で昼飯。うなぎと唐揚げと。

・急遽、川中島プールへ。13時半頃から16時半頃まで。

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山下達郎との素敵な時間

2011-08-11 (木)

音楽

昨日発売された「Ray of Hope/山下達郎」がようやく届いた。初回プレス版のおまけCD「Joy1.5」はどうしても欲しいので、堅実にAmazonで予約購入。その分、手にするのが遅れてしまった。このたった2日が待ち遠しかった。らぶ達郎。

 

深夜なのでヘッドホンでじっくりと聴く。ときに音に耳を澄ませ、ときにビートに身を委ね、ときに歌詞カードを眺める。タイトルがタイトルだけに震災から5ヶ月目の今日ということを意識しないわけにはいかない。アルバム全体を通しても「人生の希望」を歌った曲が多い。その対極にある絶望にも思いを馳せつつ、いろいろな思いが心をよぎる。友人のこと、家族のこと、自分の過去のこと未来のこと、そして東北のヒトビトのこと…。

 

このアルバムは、山下達郎本人がすべての曲を作詞・作曲し(カバー曲除く)、ストリングス以外のすべてを自分でアレンジし、すべての楽器の半分ぐらいは自ら演奏している。どれだけ時間と労力をかけていることか。だからこそ、タイアップなしでは成立できない(先週のサンデーソングブック発言)。なんと実質12曲中9曲がタイアップ(笑)。

 

それでも、こうやってアルバムというカタチにまとまると、曲のうねりがあり、ストーリーがあり、統一的なイメージがある。これぞ職人。

 

おまけのライブCD「Joy1.5」がまた痺れる。本アルバムが、内省的というか一人「佇んでいる」印象が強い一方で、ライブ盤は音と「戯れている」、仲間と「弾けている」。まあ、ライブだから当たり前といえば当たり前なんだけど、対比がはっきりしていて、「Joy1.5」の存在感も非常に大きい。

 

これから、毎日聴きこんでいくことで、その都度新しい発見があることだろう。日々、音楽がじわじわと身体に染みこんでいく喜びも感じることができるだろう。山下達郎と同じ時代に生きていることを心から幸せに思う。

 

 

[08.11 thu]

・しこしこと企画書づくり。幹部の海外出張日程の調整。某社とゆるキャラ祭?の件で打ち合せ。担当内打ち合せ。

 

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みやざきグルメとランタンナイトの楽しみ方

2011-08-11 (木)

食・食材

「みやざきグルメとランタンナイト」(*リンク先は音がでます)に出かけてきた。仕事がたまっているのに終業ダッシュして。先立つリーダーを許しておくれ>部下たち。

 

目当てはもちろん「TATSUTA KAWAGOE」のグルランオリジナルプレート(¥1,500)である。川越達也シェフとは、これまで仕事で何度かお会いしているのだけれど、料理は食べたことがなかった(なにせ予約の取れないレストランなので)。いかんなー。まずは ” 川越さんの味 ” を知っておかなくては。(もちろん本人が直接調理した料理となると、そうそう食べられないのだけれど)

 

予行練習?として、昨日は昨日で、南九州ファミリーマート限定発売の「豚焼肉丼」も食べておいた。いや、これがね、コンビニ弁当としたら相当旨かったのだ。やっぱすごいぞ川越シェフ。

 

そして今日の川越プレート。季節野菜のパスタ、カツレツのタルタルソース、鶏肉のトマソトースの3種類が1プレートになっている。シンプルなメニューながら、味にメリハリがあってとても美味しいし、ボリューム感もしっかりある。これだけの人気シェフなのだから、もっと気取ってに、もっと高額にすることもできただろうけれど、そうしない”センス”はさすがだ。「地元」「お祭り会場」「リーズナブル」「そして川越達也!」というニーズに見事に応えた1プレートになっていると思う。

 

 

それはそれとして、この企画、実はなかなか無理がある。川越さんは代官山の「TATSUYA KAWAGOE」を17日間閉めて、全スタッフを引き連れて宮崎にやってきている。全力を傾けてくれている。それでも、イタリアンメニューだから、お客さんの回転数には限界があって、1日あたり400人ぐらいで打ち止めのようだった。

 

なんといっても、今一番人気のある川越さんだから、お客さんのニーズはその5倍ぐらいはありそうな感じ。需要と供給のバランスが悪い(どうしようもないけれど)。今日は家人が先発で17時ぐらいに会場入りしたから良かった。それでも338番の札である。ほぼギリギリ。ぼくが会場に到着した17時45分頃には「今日の分は完売しました」となっていた。

 

そもそもがランタンナイト、であるから、暗くなるにつれて急激に人が増えてくる。元々は夜の、夕涼みのイベントなのだ。なのに「TATSUYA KAWAGOE」は打ち止め。それだけではなく、B級グルメ屋台も長蛇の列で、なかなかゆっくりグルメを楽しめない。

 

そこで。

 

本日の体験+想像で伝授する「グルラン攻略法」(TDLかよ w)。

 

まずは平日狙い(お盆も避けたい)。整理券は13時から配布だけれど、その時間に行くと料理の15時スタートまで2時間待つことになる。だったら多少順番が遅くなっても15〜16時頃に行くのがベター(17時頃だとにギリギリになるかもなので)。そして、整理券をゲットしたら待ち時間を確認し(たぶん1時間くらい)、チケット売り場で川越プレートのチケットを購入する。

 

続いて、今度はB級グルメの屋台へ行く。ゆっくり見て歩きながら、お気に入りの屋台をチェックする(美味しそうなものが結構ある)。そしてチケット売り場へ戻り、屋台分のチケットを購入する。屋台の料理は(この時間なら)すぐに買えるけれど、プレートの前だからぐっと我慢。「TAYSUYA KAWAGOE」は待つ人の椅子が用意してあり、そこで待っていればよい。ただ、待ち時間が長かったり、何か軽くお腹に入れたくなったら、甘味処・シーアンドジのソフトクリームがオススメ。フルーツ大野のパフェも食べたいけど…我慢。

 

そうこうしていると、16〜17時ぐらいになるので、少し早めのディナーとして、川越プレートを堪能できる(ハズ)。そして、今度はB級グルメ屋台へ。そろそろ人が増えている時間なので、多少列が長くなっているかも。これからの時間は長くなる一方なので、ひるまずすぐに並ぶべし。そして広い芝生公園で、ジャンクフードを楽しむのだ。

 

え?

 

そんなに早い時間じゃ、肝心の「ランタン」が楽しめない。そうね。19時ぐらいにならないと暗くならないもんね。そもそもランタンが点灯されるのは18時。順調に行けば、点灯前に川越プレートも、B級グルメも食べ終わっている可能性がある。

 

ああしかし、それでこそ、このイベントの楽しみ方なのだ(と今気がついた)。だって、タイトルは、「みやざきグルメ と ランタンナイト」、つまり、それぞれに楽しめばいいってこと w。お腹を十分に満たしたあと、暮れなずむ公園の風景とランタンを愛でればよいのだ。

 

 

あ。それともうひとつ忠告。今日は飲めないと喜びが半分ということがわかった。次回はタクシーで。

 

そんなこんなで、今日はいい写真が撮れなかったので、河野知事ブログから写真を拝借〜。

 

[08.09 tue]

・業務の合間に35,000枚のチラシ発送作業。商工会来訪、「街市」企画打合せ。TM社イベント打合せ。南ファミマ来訪、ランタンの現状報告。

・手話講座。テンション低いタイミングで自己紹介がまわってきてグダグダに…。

[08.10 wed]

・キリンビール支社長来訪、シンボルキャラの話など。監査事務局意見交換。終日、来年度予算の企画案とか、下半期事業計画とかをパタパタ作成。部下がかなりナイスな新聞広告を製作。素晴らしい。

・終業ダッシュでランタンナイトへ。家人がチケット購入済みで待つのみ。かき氷を食べ終わったあとに30分ほど待つ。タツヤカワゴエのプレート。なかなか美味しい。富士宮焼きそば、バラから屋のバラQ、かしわ屋のとねどり半身から揚げ。どれも美味しかった。

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子供らが釣った魚

2011-08-08 (月)

家族家事家 食・食材

ページ右上の写真。愚息が釣ってきたコダイ(小鯛)を家人が鯛飯風の丼にしたもの。古代進もビックリなうまうまコダイ丼。

 

さて。3週間後には専業主夫になるぼくだけれど、料理はからっきしダメだ。できない。必死でレシピを見ながら、厳密に分量を量り、加熱時間を計り、オリジナル度ゼロでその通りに作る…という意味では「料理はできる」。あるいは、塩コショウで味付けした適当チャーハンとか、具材を全部ゴルフボールぐらいの大きさに切って煮込んだだけのカレーライスだとか、食材を切ったらあとは「CookDo」にお任せだとか、そういうレベルでよければ「料理はできる」。

 

しかし、スーパーのチラシやら、店頭の棚やら、冷蔵庫の中身やらを眺めながら、できあがる料理を想像し、自分なりの調理法で料理をするという意味合いにおいては、それはもう全ッ然「料理はできない」。つか、それできないと主夫無理だよね。

 

今までのように、たとえばレシピ本に「クレソン1束」とあったら、宮崎中のスーパー回ってクレソンを探し、どうしても見つからないと作る気力を100%なくしてしまうようでは主夫は努まらないよね。あるいはサラダをつくろうとすると、「アボガドはマスト」「アイコ旨いよね」「パプリカの彩りは2色以上欲しい」とか思い始めて、毎度1皿1000円超の高級サラダになっているようでは、家計を預けたくないよね。

 

であるからして、家人が冷蔵庫の中身から適当に見繕い、ロクに味見もせず目分量で料理しているのを見ると、普通に尊敬してしまう。ましてや、イケメンシェフ川越達っちゃんのように、「普通に美味しいこの料理にアレを加えるともっと美味しくなる」というような「脳内味覚ミックス作業」ができる人だと全然惚れる(ただし女子限定)。いやホントすごい。

 

ぼくもそんな主夫になりたひ。子供らがジジババんちに行って、よくわからない魚を釣ってきても、「任せときな!」と言って、美味しい魚料理を数品つくったりする。お隣りから京芋を貰ってきたので、「じゃあ、お煮しめでもつくろうかな!」と思ったりする。ああ、そんな料理自慢に私はなりたい。

 

約120日☓3食=360食。そんだけつくれば、少しはマシなものがつくれる、のか。

 

[08.07 sun]

・あまり眠れないまま朝。5時45分くらいから早朝Run。10km。

・買い出しして昼は特性ポークカレーをつくってみる(@男子食堂)。美味しかったけれど、ルクルーゼを焦がしてしまった。午後、うたた寝。夕方から花火大会へ出かける。曇天、たまに小雨…という天気もあって、お客さんが少なく、真下で見ることができた。花火は下から見るのが素敵ね。

[08.08 mon]

・午前中は県政番組の収録。面白ければ何でもありかよ!…というバブル時代のフジテレビ状態。いや、面白いけどさ。小中学校へのチラシの送付関係。夕方、担当内打合せをしてみて課題山積を再確認。

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酒と泪と男と偏頭痛

2011-08-07 (日)

身体

年々、偏頭痛がひどくなっている気がする。数年前にCTとか撮ったけど全然異常なかった。再検査するべきだろうか。

 

自己分析すると、ぼくの偏頭痛は、肩こりと眼精疲労と過労とが相互に作用しあっている感じ。ほんとに困ったちゃん。発狂するほどの痛みじゃないけど、眠れないぐらいには十分痛い。昨夜も軽く酔っ払って早めに寝たら、偏頭痛で3時間ぐらいで目が覚めてしまい今に至っている。そう。一番困るのがアルコール要因による偏頭痛だ。

 

ホントはアルコール大好きなのだ。美味しい酒を楽しくたくさん飲みたい。なのに、早いときには、生ビール2杯ぐらいで側頭部が痛くなってしまう。飲む手が止まる。むむー。生ビール2杯じゃ、ろくに酔えもしない。ただ頭が痛くなっただけで、すげー損した気分だ。偏頭痛さえなければ、毎晩、ベロンベロンに酔ってやるのに。ちなみに、調子がいい日は、ワイン1本ぐらい開けたりもするです。翌日も平気。日によって、その落差が激しい。(ちなみに昨夜は、缶ビール1本と赤ワイン多めの1杯のみ。肩こりとの複合技だったか)

 

比較的偏頭痛になりにくいのは、ワインかな。ビオワインがメインだからかもしれない。逆に、焼酎は偏頭痛率が高い。ロックグラス2杯ぐらいが限界だ。それ以上だと、体調がいい日でも頭痛がくる。宮崎県民として非常に残念。日本酒だともっと厳しいか。偏頭痛指数としては低い順に、ワイン>ビール>ウィスキー>焼酎・カクテル>日本酒といった感じだ。むー。こうやって書きながら、そういえば、随分日本酒を飲んでないことに気がついた。意識的に避けてるもんなあ。

 

お酒を楽しく飲めないのは人生の楽しみがちょっと欠けているよな。何かいい処方はないものだろうか。

 

…と書いているうちにようやく「EVE   A錠」が効いてきた。もうすぐ4時。2度寝するかなー。

 

[08.06 sat]

・朝からやる気のない一日。だらだらとネットで遊び、だらだらと子供と遊び、だらだらとテレビを見て終了。気がつけば、家から1歩も出なかった。あはん。

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プロフェッショナルな私

2011-08-06 (土)

仕事

県のアピールの仕事を担当して3年半近く経った。おかげ様で、仕事を通じていろいろな方たちと出会い、刺激を受け、勇気づけられ、なんとかそれなりの成果を出すことができた。そんな中で、強烈に忘れられない言葉を投げかけてくれた方が2名いる。前・東国原知事と、心の師匠:さとなおさんだ。

 

前知事とは、2年半前の某イベントの打ち上げで飲んだ際、宮崎のブランド化についてこんな議論を交わした。

ぼく「知事のおかげで全国に宮崎のものを知ってもらうことができたので、次はそれをトータル的なパッケージにしてブランド化する段階だと思うんです。」

東国原「ふむ。どうやるの?」

ぼく「ありきたりですが、食や観光を横断するようなキャッチフレーズだとか、統一的なロゴをつくるんですよ。たとえば、明治学院大学や今治タオルは、デザイナーの佐藤可士和さんと組んで、実績を出しているようです。」

東国原「佐藤さんとは雑誌で対談したなあ。」

ぼく「ブルータスでしたね。多少経費はかかりますが、ああいうプロと組まないと次の段階にはいけないと思います。」

東国原「違うなあ。全然違う。それを考えるのは佐藤さんじゃない。あなたなんだよ。」

 

酒の席とは言え、佐藤可士和的な仕事をしろと言われて、「いくらなんでもそれは無理」だと思った。ぼくは一介の事務屋である。法律やら規則やらに則って仕事をしてきた(苦手だけど)。当然クリエーター的な訓練は何も受けてない。そんな自分がいきなり県のブランディングをやるなんてできるわけがないよ。

 

 

それから約半年後。今度は、宮崎に仕事に来ていたさとなお師匠と飲みに行ったときのこと。

ぼく「うちの予算って約○☓万円しかないんですけどね、東京の大手広告代理店から、その金額では県のPRは無理って言われたんですよ。その道のプロからダメだしされるような予算で、どうやって成果出せばいいんでしょうね?」

佐藤「何言ってんの? お前がその道のプロだろう。」

 

 

これもまた酒の席の出来事だったので、「師匠ったらまたまた御無体なことを仰る」と思ったものだった(もともと師匠はサディストだし)。

 

 

でも、ずっとこの二人の言葉は自分の中で引っかかっていて、徐々に徐々に心の奥まで染みていったのだ。そして「ああ、ぼくは宮崎県の佐藤可士和にならなきゃいけなんだ。プロなんだ。」と思うようになった。要は覚悟が決まったのだ。その頃からだ。公私の境がなくなり、1年中365日24時間、宮崎のアピールを考えるようになったのは。気づくの遅くてすまん。

 

まあ、なんだかんだで佐藤可士和になれるハズもないが、それでもそんじょそこらのプランナー、プロデューサーよりは、宮崎県のために「効果的な企画」「費用対効果の高い企画」をつくれている(@当社比)。そう思ってないとやってらんない。

 

そんな自称・プロフェッショナルな私は、今、ゆるキャラだとか、冬のイベントだとか、企業とのコラボだとか、来年度予算だとか、考える事がいっぱい。プロって大変(泣)

 

[08.04 thu]

・第2回リアルAMET会議。県外事務所が初参加。現場の声は大事。

・AMET夜の部。「アレッタ」。食べ過ぎた。参加したのは県外事務所のほか総合政策課、商業支援課のみ。これが現状ってこと。2次会はH田君、Y君と、モルトバーへ。新聞広告の件。

 

[08.05 fri]

・業者選定。帯に短し襷に流しな中、苦渋の選択。

・小中学校へ行き渡っていなかった件。GS課が責任を感じてフォローを。かえっていい結果になるかも。感謝。学生用にアレンジしたチラシ作成。キャラクター募集のためのキャラクター。

・新聞広告の件。最終的にどの程度のレベルのになるか楽しみ。

・Y女史とメシ食いつつ艶談義w

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ニール・ケアリー シリーズ

2011-08-04 (木)

読書

ここ数年、ビジネス書だったり、新書みたいな実用系の本を読むことが多くて、さっぱり小説を読む機会が減ってしまった。なので、とっくの昔に自分の好きなシリーズものがすでに完結しているのを知って、ビックリ。あわてて取り寄せて、東京出張の移動中にせっせと読んだ。

 

「砂漠で溺れるわけにはいかない/ドン・ウィンズロウ(東江一紀訳)」。元ストリート・キッドの探偵、ニール・ケアリーが活躍するシリーズ第5作にして最終巻だ。

 

重厚な冒険活劇的な展開の多かった同シリーズのなかでは、小さな事件を軽妙な語り口で読ませるちょっと異色の作品だった。父性というテーマへの踏み込みがもう少し欲しい気もするけれど、著者ならではの爽快な読後感があった。やっぱり好きだわ、ドン・ウィンズロウ。

 

ほかにも、「犬の力」「フランキーマシーンの冬」「夜明けのパトロール」といった大作が既刊。全然知らなかった。「犬の力」は、「このミス」2010年の1位、「フランキー…」は、同2011年の4位である。どれだけ見逃しているだ。未読ものを全部取り寄せたので、これからウィンズロウ作品が立て続けに読む。読める。それはそれで至福だ。むふー。

 

出張中は「原発報道とメディア/武田徹(講談社現代新書)」も読んだ。ぼくのメディア不信は今に始まったことではないが、昨年の口蹄疫、そして今年の東北大震災で、決定的になってしまっている。その感情的な部分を論理的に置き換えていくのにとても有益な書だった。「公用ジャーナリズム」という提案には深く納得。原発反対派、原発推進派の両者に読んで欲しい良書。

 

 

[08.03 wed]

・FM社にて打ち合せ。ゼロではない感じだが、さて。M大学にて会場打ち合せ。こちらも条件はよい。悩ましいな。ブランチ「ル・パン・コティディアン芝公園 」にてブランチ。大きな被害には会わなかったが、いわゆるゲリラ豪雨。すご。

・熊本から戻ってきたR女史と空港のカフェで震災談義。小1時間話してぼくは宮崎へ。

・「砂漠で溺れるわけにはいかない」★★★。「原発報道とメディア」★★★★。

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アピールプレイ

2011-08-03 (æ°´)

仕事

いくつかの重要案件の打ち合せで東京へ来ている。

 

8月になって育休まで1ヶ月を切ってしまった。そろそろ9月以降の行事も入ってきていて、育休により不参加となることが見えてきた。8月31日から始まる某物産展も日帰りでは行けそうもないし、当初8月末に開催予定だった「第2回県産牛・豚肉の今後を考える意見交換会」も9月頭に延期されたことで参加できなくなった。普通の有給や夏期休暇なら当然休みの日程を変更しででも参加する案件だ。長期休暇を取るということは、こういうことなんだなと改めて実感している。

 

そう。気持ちが全然仕事モードなのだ。東京にいると尚更。交通広告やビルボードを見てその活用についてあれこれ思案したり、企業さんと打ち合せしながら発展的企画を考え込んだりしている。来月から4ヶ月間、スパッと頭を切り替えることができるんだろうか。もちろん、一定量の仕事は「やる」前提で想定しているものの、せめて脳内思考の7割ぐらいは家事や家庭のことにシフトしてかないと…。

 

いつからこんな「仕事人間」になったんだろうと酔った頭で考えていたら、ああそうか、もはやこれは仕事ではなく「プレイ」なんじゃないかという気がしてきた。ぼくにとっては、宮崎をアピールすることが「縄縛プレイ」「コスプレ」「露出プレイ」「放置プレイ」と同じような「アピールプレイ」なんだと。アピールのネタを考えているとき、脳からはドーパミンとかエンドルフィンとかその他いろんな液がしゅぽしゅぽ出ている感じがする。まあ、性的プレイのように、恍惚感(エクスタシー)を感じることはほとんどなくて、むしろうまくいかなくて悶々とすることが多いのではあるけれど…。

 

まあ、今日はカメラマンとかデザイナーとか編集マンとか、そういうプロフェッショナルに会ったから、余計にこんなことを考えたのかもしれない。県庁的には、法律だとか制度設計ができることが正にプロなんであって、ぼくはそっち方面はからっきしダメだからなあ(いや一通りはやるけれども…)。それでも、県民からのニーズはあるわけで、ぼくが徹底してアピールプレイを突き詰めることが県の利益になって、ああでも、朝昼晩の3食つくるってそれはそれで結構な労働でそっちはそっちでええっと…(以下、無限ループへ)。

 

[08.02 tue]

・朝一便で東京へ。大田市場へ。経済連東京事務所で打ち合せ。表参道。カメラマンH氏とスパイラル地下でランチ。H氏も一緒にGデザインで打ち合せ。東京駅。モナリザ河野シェフと打ち合せ。友人Bと軽くお祝い。餃子(笑)

・渋谷で「トランスフォーマー ダークサイドムーン」★★。東京ならではの映画を見たかったけれど、時間があわずこれ。相変わらずデタラメなマイケル・ベイ。もう少しストーリー考えようよ。トランスフォーマー自体は好きなのに、この新鮮味のなさは残念過ぎるなあ。

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愚息の成長

2011-08-01 (月)

家族家事家 未分類

先週1週間、長男・ケータツが6泊7日の五ヶ瀬川子ども探検キャンプ(いわゆる野生児合宿 w)に行ってきた。スケジュールはこんな感じ。

 

1日目 開会式 ウエルカムパーティー
2日目 五ヶ瀬川の源流部、白滝をリバートレッキング
3日目 五ヶ瀬川の上流部五ヶ瀬町鞍岡でチュービング&川の安全教室
4日目 五ヶ瀬川の上流部山都町蘇陽峡でレスキュー練習、カヌーツーリング
5日目 北川町小川源流部から2泊3日のカヌーツーリング&キャンプ
6日目 小川カヌーツーリング&キャンプ
7日目 カヌーツーリング。閉会式。

 

参加者は、小学校4〜6年生の子ども13人+大人(スタッフ)10人くらい。マンツーマンに近い人数で、どっぶりとアウトドアライフを満喫してきた。毎日メシの材料を買い出しに行き、火をおこして調理をし、片付けをし、合間に遊び、学び、集団生活を送る。なかなか希有な体験だったろう。

 

ケータツは、たっぷりと日焼けし、体中に擦過傷(子どもの勲章)を負い、ずいぶんたくましくなった。いかにチュービングが楽しかったか、2mぐらいの崖から川に飛び込むのがいかに怖かったか、カヌーを漕ぐのがいかに難しかったかを、得々と語ってくれた。

 

まあ、その話自体は楽しいのだけれど、息子の話がぜんぶ関西弁なのには参った。仲良くなったスタッフさんからうつったみたいなんだけど、我が子の関西弁って、どうにも居心地が悪い。聞いていて気持ち悪い。むー。勘弁してー。

 

[08.01 mon]

・商工会議所F女史から宮宮案件。双方にとてもいい話だと思うけれど相手がどう思うか。委託業務審査。金曜日の収録準備。評価委員会2回目。

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海森堂rss

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