奇界遺産/佐藤健寿(写真集)

2010-06-30 (æ°´)

読書

珍妙な写真集を発見。「奇界遺産」。
表紙の写真に代表されるような「妙〜な建造物」のほか、「脳内シナプスが不都合を犯している(としか思えない)文化」などを世界中から集めている。軽い気持ちで手に取ったら、ずるずるとそのワンダーなワールドへ引き込まれてしまった。洞窟のなかにある村、ありえない絶壁に並ぶ街、村中の至るところに男根が装飾され祭られている村、わけわからん仏像(目から腕が生えていてその手のひらに目 w)に囲まれた寺院…などなど。
ページをめくればめくるほど、「絶望」と紙一重の「陶酔」感に襲われていく。それは「人間って変」という事実の再確認だ。ぼくの「普通」は、Aさんにとっての「変」であり、その逆もまた然りなのである。お互いに「あいつ変!」と思いながら、なんとか慣習やら道徳やら法律やらという縛りのなかで、共同生活をしているのが人間なんだな。
最初から「みんな変!」だと思って期待しなければ、多少の価値観の違いも許容できていくのかもしれない。> いろいろとトラブルを抱えているらしいオレ
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[memo]

・予算資料。概算で。補正で要求するという話も。23:00。
・広い講堂で一人で食べる弁当はちと寂しい。

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復興対策本部

2010-06-29 (火)

仕事

本日より復興対策本部に詰めることになった。
本部という名称だが、固定的な組織ではなく、オール県庁のプロジェクトチームであり、短期間で復興への道筋を組み立てるのが主なミッションである。
さまざまな部局と連携しながら、ひとつひとつの課題を整理し、方向性を見極め、大きな流れへと練り上げていく作業である。そのために重要なことは、まずは「チーム」であることかな、と思ったりする。いくら個々人の能力が高くても、総合力がなければ勝負には勝てない。
サッカーのフランス代表みたいになるわけにはいかない…などと思いつつ、さてこれからパラグアイ戦。

[memo]

・定時の会でおおまかな方向性の確認。予算積算など。
・KP社プレゼン。
・他チームとの意見交換。情報収集。22:00。

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小暮写眞館/宮部みゆき

2010-06-28 (月)

読書

講談社創業100周年記念出版 書き下ろし100冊。
物語のすべてが詰まった700ページの宝箱。
あなたは思い出す。どれほど小説を求めていたか。

…厚みが45mmほどもある分厚い単行本の帯には、そういう力強い惹句が踊る。まあ、そういうことなのだ。宮部みゆきの作品というのは。もう「名作」であることが前提であるのだな。ほとんど裏切られることがない希代の高打率作家なのだ。
だから、宮部作品に対する期待感はものすごく高くなる。ぼくも最初に読んだのが「火車」だっただけに、ずーっとあの衝撃への期待感がある。普通の小説を読むのとでは、ハードルが何段階もあがってしまうのだ。たとえば、野球観戦をするのに、バッターボックスにイチローが立っているようなものだ。彼はスーパースターなんだから、普通のヒットじゃない筈(ヒットは打って当たり前)。
ただ、よくよく思い返してみると、ここのところ、小説そのものを敬遠していたこともあって、かなり久しぶりの宮部作品であった(たぶん「ブレイブストーリー」以来)。やはりこの惹句に釣られたんだな。
さて、本作は、4部構成で、大きく4つのエピソードから構成されている。1部を読んだとき「あれ?」と思った。宮部みゆき、衰えたり。この程度の「物語」しか紡げなくなってしまったのだろうか。ちょっとご都合主義っぽい展開も気になったし、登場人物の行動もピンとこない。あれーーー???
…と思ったのは、1部だけだった。2部以降、その不安・不満はどんどん期待感へ変わっていき、4部となればもう…。ああ。さすがだ宮部みゆき。すごいよ。読者が何を期待し、どうやれば魂が揺さぶられるか熟知している。手練手管。そしてまさか装丁にまで大きな仕掛けがあるとは。
そんなこんなで感動にうち震えつつ読了したものの、そこはやはり宮部みゆきだもの。もう少し何かがあってもよかったんではないか、というムチャクチャな欲求不満も感じた。たとえば、それはイチローが第2回WBCの決勝・韓国戦で見せたような、「これぞスーパースター」的タイムリーヒットを、通常のペナントレースで求めるようなものなのかもしれないが。

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[memo]
・本日付で復興対策本部も兼務。PT。頑張るべ。
・ネタ出し。
・「おーい!竜馬/武田鉄矢・小山ゆう」19-23 ★★★。少年向け漫画だからやむを得ないのだろうが、創作部分の話が子どもっぽいのが最後まで慣れず。とはいえ、NHK「龍馬伝」がまどろっこしくて、かといって「竜馬がゆく」を読み直すのも面倒な中、龍馬周辺史をおさらいするにはいい教材だった。小山ゆうの描く竜馬の顔は嫌いじゃない。

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太陽のメロディー

2010-06-27 (日)

音楽

コブクロの小渕健太郎。
宮崎市出身で、宮崎への熱い想いがある(…と、あちこちで語っている)のに、ちっとも、宮崎のことを歌ってくれなかった。
サザンオールスターズの桑田佳祐を見よ。生まれ育った茅ヶ崎エリアのことを、何度も何度も曲に取り上げ、サザンファンの聖地にした。ファンならずとも、烏帽子岩を見りゃ「エボシ〜い〜わがちょおくに見える〜」と歌いたくなるもの。ぼくなんぞ「清月」のサンドイッチを何度食べたか(つか親友Sに無理矢理連れていかされたw)。
つか、サザンといえば、メンバーに宮崎出身者が2人もいたこともあって、宮崎弁の歌まであるほどだ(GORILLA)。
それに引き換え、小渕君。大人気グループの作詞・作曲担当でありながら、ちっとも宮崎のことを歌ってくれなかった。母を思って作ったという「蕾」級の名曲を、宮崎を思って作ってくれよ…と思っていた宮崎県民は僕だけではないだろう。
それが、思わぬカタチで実現した。本日からiTunes等で配信が開始された「太陽のメロディー」である。今井美樹×小渕健太郎。with 布袋寅泰+黒田俊介。
コレのどこが宮崎の歌? 文字面を眺めると、「宮崎」という言葉はもちろん、「川南」とも「口蹄疫」とも「子豚」とも「忠富士」とも出てこない。なにやら漠然とした、茫洋としたイメージの歌詞だ。
でも、今。この、今。
この歌を聴いた宮崎県民には、梅雨の雨雲がさーっと晴れて、スカッとした宮崎の青空が広がるのを感じるハズだ。そして、ちょっと紫外線がキツメに設定された宮崎の太陽がサンサンと明るく照りつけるのを。
今井×小渕の歌が素晴らしい。故郷を思いながら、笑顔で歌っている表情が目に浮かぶ。そして、それを温かく見守る布袋ギター&黒田コーラス。たった4人で宮崎を取り囲む大きな世界観を描いている。繰り返し聴いていくうちに、じわーっと効いてくる。そういう歌だ。
かつて村上春樹が新しい国歌に「上を向いて歩こう」を提唱したことがあった。この曲は、新しい宮崎県民歌になるな。小渕さん(急にさん付け)、今井さん、布袋さん、黒田さん。素敵な曲をありがとう。みなさま。是非、お買い求めを。
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♪太陽のメロディー
笑おう 笑おうとするのに涙が出るのは 
あなたの優しさを 思い出すから
歌おう 歌おうとするのに涙が出るのは 
あなたが悲しみをこらえて 笑っているから

一人に一つ配られた 希望という名の傘は 
小さくて折れやすくても この空に集めれば
どんな雨にも負けないと この街いっぱいに降り注ぐ 
太陽のメロディー

沈む夕暮れが 遠く 山並みに消えて
静かな夜に 大地が眠る

星を見上げれば 心に祈りが溢れる
やがて訪れる 朝の光を待ちながら
どんな雨にも負けないと この街いっぱいに降り注ぐ
太陽のメロディー

風は 全て知っているから 
どんな言葉より暖かく 包んでくれるから
みんなこの街が好きだから 
大空いっぱいに溢れてる

太陽のメロディー

明日へのメロディー

[memo]

・久々に晴。布団を干したり、洗濯したり。
・「東京の副知事になってみたら/猪瀬直樹(小学館101新書)」★★★。東京都の副知事ってこういう仕事なんだなあ。へぇ〜。
・TSUTAYA。ドラッグ11。FOODALY(野菜たくさん)。
・ランチは、ソーメン。めちゃめちゃ旨い(という季節)
・家族みんなで読書。ぼく以外は全員漫画。
・RUN 12km。1’17。あっつい。
・「龍馬伝」26
・「小暮写眞館/宮部みゆき(講談社)」★★★
★。宮部みゆきの採点基準はどうしても厳しくなる。期待度が高いだけに。

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アメコミのヒーロー物を見よう(ハルク)

2010-06-26 (土)

映画TVラジオ

ここのところ、コミックヒーロー物(特にシリーズ作)を集中的に見ている。結構見逃しているものがあるのね。アメリカの二大コミック誌のうち、DCコミック系(スーパーマン、バットマン)のシリーズはほとんど見ているのに、マーベル系はスパイダーマンだけはおさえているけど、Xメン、ファンタスティック・フォー、ハルクは、ほぼ未見。
…というわけで、先週の「ヘルボーイ」シリーズ(二大コミックではないけど)に続いて、今週は「ハルク」を続けてみたのだ。
 「ハルク(2003)」アン・リー監督。
 「インクレディブル・ハルク(2008)」ルイ・レテリエ監督作。
同じ原作で、こうも印象が違うのか…という作品。前者はヒーローの人間ドラマを描こうとしてグダグダになっており、後者は純粋にヒーローものに徹して成功していると思う。
まあ、5年の差があって、CGの技術が格段にあがったのは影響として大きい。前者では、ハルクのシーン(特にアクションパート)がものすごく画面から浮いていて、テレビの画面で見てても辛いほど。一昔前のクレイアニメーションでも見ているようだ(あれはあれで味わいがあるのだが)。後者でも、まだまだ違和感は消えきらないが、相当レベルは高い。
前者ではニック・ノルティが気を吐いているぐらいで、人間ドラマとしても中途半端。後者では、何より主役のエドワード・ノートンが素晴らしい。ヒーロー物はヒーローが輝いていないと。芸達者なティム・ロスや、ウィリアム・ハートを喰っている。
まあ、「ハルク」というのはヒーローというより怪物。物語としては悲劇に走りがち(前者がその罠にはまっている)。そこを怪物に留めず、ポジティブにヒーローとして描き直そうとした点が後者の面白い点だ。心拍数を使った小さなギャクも効いてくる。うむ。もう1作ぐらい見たいぞハルク。
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[memo]

・何もしたくない日。
・Softbank…またも異常なしとのこと。むー。
・ハナの音楽教室。
・ランチ「丸亀製麺」。
・午後はだらだら昼寝。
・「ちりとてちん」67-72。
・「インクレディブル・ハルク」★★★★。

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防疫作業(清掃・消毒)

2010-06-25 (金)

仕事

土砂降りの雨の中の防疫作業。
昨日、最後の殺処分が終った牧場での清掃・消毒作業だった。堆肥が残った牛舎を角スコップですくい、こさぎ、通路中央にためて、一気にショベルカーで集める。そして石灰の散布。堆肥の山(大きな家2軒分くらい)にのぼって石灰をまいているとき、ずぼっとハマって抜け出すのが大変だった。堆肥のなかには、ハエ、コバエ、ダンゴムシ、ミミズ、ムカデ、ゲジゲジ、ハサミムシなど昆虫の巣でもある。
暑いわ、蒸すわ、肉体的・精神的重労働だわ。いやほんとに疲れた。

[memo]

・友人の誕生日を心の中で祝う。つか、メールするの忘れた。
・7:00-18:00。
・日本vsデンマーク戦を録画で。なるほど、反省点多数の内容。特に大久保。
・「ハルク」★★。昨日の夜、最後の方で寝てしまい再見。いまひとつ。

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ハルク > 日本vsデンマーク戦

2010-06-24 (木)

映画TVラジオ

今日は、みんな早寝して、明日の日本戦に備えるのだろう。

でも、ぼくはこれからアン・リー監督の「ハルク」を見るから夜更かしするのだ(というほど遅くはならないが)。当然、日本戦はニュースでチェックすることに。レンタル返却日が近づくとそういう優先順位になるワタシ。
[memo]
・企画書づくり。航空消防隊設置規定の問い合わせ。産官学の相談。新体制?

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これからのヒント

2010-06-23 (æ°´)

友人知人

東京から写真家のH氏が、来県した。あるワークショップの打合せとのこと。

全然仕事とは関係なく、M女史の計らいで会食することになった。Twitterでお互いのつぶやきをフォローしていたこともあって、初対面ながら、いきなり打ち解けた。10歳近い年齢差も感じず、お互いのプライベートな話題もどんどんオープンに(笑) æ¥½ã—い人だ。なぜだか「TENGA」の話題まで飛び出してH氏から「試してみてよ」と。試してみます。
そんなバカ話をするなかで、なんとなくぼくが描いていた「復興イメージ」を説明してみたところ、同意を頂いた上、ヒントとなる意見をいろいろと頂いた。ほほう。それならチャレンジする意味があるかも。具体的に検討してみよう。
*ちなみに、H氏は広告業界でも活躍されている方で、ぼくが強烈に覚えているのは「藤原紀香のハイキック(J-phone)」。これが一発撮りだというから凄いな。紀香も。H氏も。
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[memo]
・福岡J社来訪。現状報告と「そのうち飲みましょう」という話。企画書づくり。S社支店長会議の挨拶文案。
・「助八」。

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母なる証明

2010-06-22 (火)

映画TVラジオ

「母なる証明」。ポン・ジュノ監督作品。
これは「解釈」によって随分評価が違ってしまう作品だと思う。特にラストにおけるウォン・ビンの台詞をどっちでとるのか。キム・ヘジャの最後の行為の意味は。
ツッコミどころは満載。警察の捜査とかね。でも、そういう些事末節をねじ伏せる力強い物語である。出演者の確かな演技もそれを支えている。まあとにかく、ひとつひとつのシーン、台詞にちゃんと意味があって、丁寧に物語をつくりこんでいる。風景の撮り方、編集もすごく気を配っている。いやあ、ポン・ジュノすげえ。映画館で見ておくべきだった。
ネタバレなしでは、ほとんど何も語れない…というのが難といえば難(笑)
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[memo]

・H21のレポート作成を粛々と。
・「3月のライオン/羽海野チカ」1-3
・「母なる証明」★★★★★。

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死んではいかん

2010-06-21 (月)

友人知人

1つ年上のT先輩が、亡くなった。心筋梗塞。突然のことで、誰も予期できなかった死である。
この数年、仕事上でのやり取りがいろいろあって、いつも際どい(キツイ)冗談を言いあっていた。そのTさんの突然の不在。何の予兆もなく、もちろん、家族や友人に心の準備を与える間もなく、いなくなってしまった。丸一日たった今も、その事実を受け入れられない。
これはね、いかんです。人には死んでいいときといけないときがある。死んではいかん。死んではいかんかったのに。Tさん。

[memo]

・朝いちでショックなニュース。
・なんとなく仕事が手に付かない。S社訪問。ありがたいご提案。
・お通夜。
・「ままや」「スプートニク」

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