「したよ」について考えたよ

2009-08-31 (月)

余談

愛する友人から「子供が作文で『●●したよ』とか書くのは日本語としておかしくね?」という指摘を受けた。そういえば、まったく無自覚にケータツの作文を読んでいたけど、確かにどれもこれも「●●したよ」のオンパレード。変っちゃ変だ。
たとえば、先日の作文は「むじんとうにいったよ」というタイトル。これが大人なら、「無人島上陸記」や「無人島でのシュノーケリング」といったタイトルになるんであって、決して「無人島に行ったよ」とはならない。
これは「行った」という「動詞」がいけないのか?
世の中には「動詞で終わるタイトル」はないのか?
…と、背面の本棚を眺めてみる。あ。ないわ。ほとんど名詞、あるいは体言止めばっかりだ。でも、「動詞」で終わるタイトルがないわけじゃない。
ざっと拾ってみると
・豚を盗む/佐藤正午
・神の子どもたちはみな踊る/村上春樹
・飛ぶ夢をしばらく見ない/山田太一
・上司は思いつきでものを言う/橋本治
・悪役レスラーは笑う/森達也
・わたしの旅に何をする/宮田珠己
おお。なんだかタイトルを付けるのが上手な作家ばかりぢゃないか。ということは、「動詞」で終わるタイトルにするには、ちょっとした技巧が必要ってことか。確かにケータツの作文にしたって、「無人島に行った」ではタイトルっぽくないし、面白味もない。「真夏の無人島へ行った」だとか「ぼくらはみんなで無人島に行ったのだ」みたいな、なにがしかの装飾が欲しくなる。そういう余計なものをつけないのなら、いっそ「無人島訪問」の方が潔い。
…なるほど。わかった。
「上陸」や「訪問」という”難しい言葉”を知らない子供が、その幼さを強調しつつ、タイトルっぽくするための常套手段が「●●したよ」なんだな。ある種の「型」っつーことだ。俳句でいうところの「●●するなり」と一緒だ。おさまりがいいわけだ。なーるほどねえ…と一人勝手に納得。
納得?
…あ。
違う。
違う違う。
視点を間違えている。
「動詞」の問題も確かにあるけれど、それ以前に「過去形」がダメなんだ。「過去形」のタイトルがないのだ。上記の「動詞タイトル」がどこか技巧的で醒めた視線に感じたのは、「自分ごと」ではないからだ。主語も「自分ではない誰か」といった風情だ。
ちょっと真剣に本棚を眺めてみたけれど、たぶんぼくの蔵書には「●●した」というタイトルの本はない。
つまり結論はこうだ。
「●●した」という「過去形」でおわるタイトルは、タイトルとしてとてもおさまりが悪い。なぜなら「●●をした」的なタイトルは、極めて「自分ごと」であり普遍性をもちづらいからだ。読者の関心をひきにくい。
しかしながら、児童の作文というものは、実体験に基づいた「自分ごと」がほとんどであり、そもそもが「過去形」で語られるべきものである。語彙に乏しい児童は、言いたいことを名詞に置き換えることができない。
よって、その代替措置として、幼さも強調しつつ、素直に「自分ごと」を語ることができる「●●したよ」というタイトルが多用されることになった。
…えーっと。だからどうした?(自分でちゃぶ台ひっくり返し)

<memo>

・午前は、たまったメールの山と連絡会議。午後から報告書の整理など。
・自分決算をしてみて吃驚。最近、浪費しすぎ。やばい。

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アゴを裂傷

2009-08-30 (日)

家族家事家

プールに置いてある滑り台。よく滑るように常時水が流されている滑り台の斜面を、下からのぼろうとするとどうなるか。
うちのバカ息子のように、つるんと足を滑らせ、アゴを強打し、ぱっくりと傷口が3cmぐらいあくような裂傷を負ったりするんである。良い子のみんなは気をつけるべし。
結局、ケータツは、内側の筋肉を3針、外側の皮を6針縫った。夏休みの最後の最後にとんだエピソードである。バカめ。んでも、まったく同じ場所に、まったく同じような理由で、まったく同じような傷を持っている父(ちなみに7針。負けた)は、ちょっぴり嬉しいような気がしないでもない。

<memo>

・6時起床。洗濯など。
・「じゃぶんこプール」へ。まい、かな、あーと、その母たち。川で泳ぎ、カニやオタマジャクシをつかまえ、バーベキューをし…な1日。
・中村整形。

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むじんとうにいったよ

2009-08-29 (土)

家族家事家

2年●組 けいたつ
ぼくは、なつやすみに、おきなわに、いきました。おきなわにいって、二日目にボートにのりました。ボートをもっているひとは、たいちょうという人でした。からだにはライフジャケットという水にうくものをきました。
ボートは、たいちょうがうんてんしていたけど、とちゅうで「うんてんしてもいいよ」といってくれたので、ぼくがうんてんすることになりました。さいしょはむねがどきどきしました。ぼくなんかがうんてんしたらみんなおぼれてしんでしまうとおもったからです。でもちょっとれんしゅうすると、すぐできるようになりました。
たいちょうになみのつよいとこと、よわいとこもおしえてもらいました。だんだんあさいところにいってきたので、どんどんスピードをおとしていってたいちょうとうんてんをこうたいしました。いしがいろんなもようにみえます。おもしろいいしでした。ボートはむじんとうにつきました。
むじんとうでは、シュノーケルをしました。海の中には、さかながいました。なまえはわからないけど、ねったいぎょでした。なまこもいました。なまこは、みためがにょろっとしていてほそながくてきもちわるかったです。
ときどき水がすいちゅう目がねの中に入っていたくなったこともありました。でもうみの中をみたのは、はじめてだったのでがまんしました。おとうさんがぷっかりうかんでたので、あしをつかんでいっしょにまえにすすみました。たくさんおさかなをみれたり、かいそうをとったり、いろんなことがあってたのしかったです。

<memo>

・朝6時起床。宮崎へ戻る。昼には普通に家ご飯。
・夏休みの宿題をチェックしようとしていたケータツが、「夏休みの宿題一覧」を無くしている。あほ。
・「トイザらス」にて、新学期用のノートとか鉛筆とか。「デオデオ」で、電子レンジや液晶テレビをチェック。
・友人に確認し、まだ「作文」が終わっていないことが発覚。上記の作文がそれなのだが、内容はともかく、初稿を小1時間で書き上げたのがすごい。でも、もっとすごいのは、ボリュームがこれの倍あったのだ。削って削って規定枚数にしたのが上記。ケータツ堂の連載も近い。

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研修終了

2009-08-28 (金)

仕事

いろいろ考えることのあった研修も終わり。
とりあえず、全国のケンチョリーナのなかで、相応の知識と経験値を重ねつつあるのは確認できた。そして、ぼくらは広告代理店に仕事を発注するのではなく、自らが「社内広告代理店」として、市場調査・トレンド分析・企画立案・関係者調整・実行までをやるしかないのだなあということも再確認した。
自らがビックウェーブを起こすことはできなくても、ビックウェーブの起点に立つことはできるのかもしれない。諦観と、決意と。

<memo>

・地域ブランド論とその演習。チーム九州のテーマは軍艦島にしてみる。廃女(歴女につづく廃墟好き女子)の聖地との位置づけ。
・午後の講演はOBOG参加。D社の取り組みいろいろ(オリンピック、R25)。師匠の最新コミュニケーション論。U局長のソーシャル論。
・社内見学後、社食にてミニパーティ。2次会は居酒屋。

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ラブでヘイトな泡盛

2009-08-27 (木)

食・食材

アルコールは大好きだ。
ビール、ワイン、焼酎、日本酒、ウィスキー、ウォッカ…なんでも来い。でも、「量」が飲めないのがどうにもこうにも。体調で飲める量が全然違う。調子がいいときは、ワインフルボトル1本は全然いける。が、通常は、生ビール数杯+焼酎ロック2杯ぐらいでやめておく。それを越えると偏頭痛になる確率が高くなるのだ。逆にそのレベルでやめておけば、翌日まで楽しい時間が保証される。
んでも、昨日はその限界内しか飲んでないのに、ひどい二日酔いになった。全身が気怠く、むかむかとした吐き気が止まらない。
よーく考えてみれば、昨夜飲んだ焼酎は、泡盛だった。残波黒と久米仙。ともに30℃だ。普段飲んでいる宮崎の焼酎は、20℃のヤツだ。アルコール度数が全然違う。しかも、昨日のグラスは随分おおぶりで、なみなみとついであった。ダメじゃん。
思い返すと、那覇の古酒バーで、とびきりの古酒(43℃)をロックで2杯飲んだときも、翌日死にそうになった。そのあとに食べたヤギ汁が悪かった…というわけではないハズだ。うーむ。泡盛恐るべし。
みなさん、お酒を飲むときは、アルコール度数に十分注意しましょうね(って、みんな知ってる)。

<memo>

・研修2日目。昨日飲み過ぎで気持ち悪い(残波と久米仙をロックで)。
・課題の抽出とテーマ設定とプロモーション案。チーム九州は、カロリーベースでの自給率が低い(生産額ベースは高い)ところに注目し、野菜や果物の吸収(もちろん九州にかけて)を促す「健康自給率」という概念を提案。さらにそれをわかりやすい形にするため、ビタミンポイント、略して「ビタポ」という単位を買物時に確認できるシステムをメイン企画に。そこから「ビタレンジャー」とか「美多民・九州」とか「美多茶」とかそんな議論に。あははん。
・途中でちょっと発熱したっぽくて焦ったけど、なんとかおさまった模様。軽くメシ食って早々に帰宅。

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ガンダムの力学

2009-08-26 (æ°´)

NEWS

やっとガンダムを見れた。思ったほど大きくない気もするが、全長18mつったら、こんなもんだろう。へー。へー。へー。
にしても、曇天。暑い。午前10時。
そんな状況で、相当な人が集まっている。ざっと見渡して2000人はいるか。年齢層はバラバラだ。ガンダム世代とその親子ばかりかと思えば、若い女の子ばかりのグループや、高齢者の団体など、実に多種多様。そして、みんなが一斉にカメラを上方に向けている。とても変な風景。オフィシャルグッズ売り場などは、ほとんどの商品が売り切れなのにも関わらず、60分待ちだって。クレイジー。
まあ、同じ駅の反対側で「お台場合衆国」も開催中であるし、その流れもあるんだろうけど、「ガンダム」というソフトの素晴らしさや「リアルガンダム」の圧倒的に美しい立ち姿、…だけではない、「ほら、あのガンなんとかってロボットでさ、デカイヤツ、見た見た?」的な力学が働いている気がする。
ちなみに、ちょうどぼくは11時からの「歩くガンダム」を見ることができますた。いやあ、あんなに軽快に歩くとはびっくら仰天でございます。
IMG_0042.JPG

<memo>

・寝坊。慌ててパッキングし、名刺とか全部忘れる。だー。
・朝イチ便で上京。新橋。荷物を置いて、ガンダム視察。
・ランチ「七蔵」。筆記用具を購入し、「サブウェイ」にて宿題の清書。
・研修初日。ソーシャル概論、フードアクションニッポン、演習開始。
・社食にて、軽い懇親会。その後友人と新橋駅前。

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晩ご飯の準備

2009-08-25 (火)

家族家事家 食・食材

家人が週に一度の習い事をはじめてもうすぐ半年である。習い事というのが、市の社会学習で行われている「はじめての手話(半年コース)」。まあ、とても大事なことであるし、半年ならば…ということで、了解した。
が、週に一度とはいえ、家族の分の食事を毎度作るのは大変なのだ。以前、朝ご飯を毎日つくっていたことがあったけれど、我が家はパン食なので、タマゴをスクランブルにするか、目玉焼きにするかで悩む程度だった。夕食ではそうはいかない。
とりあえず、前日の夜に、冷蔵庫の中身を確認し、料理本を見て、明日のメニューを考えなくちゃならない。それなりに栄養バランスも考え、食品数も多くなるように工夫し、できるだけ「新しいメニュー」に挑戦してきた。そんなこんなで、この半年、結構、頑張ったよオレ。
んが。先日、家人からこんな申し出を受けた。
「あのさー、10月から『初級手話(半年コース)』が始まるんだけど、行っていいかな」
晩ご飯修行の旅はまだまだつづく。

<memo>

・明日から出張ゆえ、こまごまとした指示など。
・今日も今日とて家人が留守。よほど店屋物にしようかと思ったけれど、とりあえず牛肉とえのきの炒め物、白菜の煮物、味噌汁。

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チケットな夜

2009-08-24 (月)

余談

随分先のことだと思っていた「大宮崎落語祭」のチケットが既に予約受付中であった。よくみたらちゃんと手帳に書いていた。
迂闊。
これは、六人の会(春風亭小朝、笑福亭鶴瓶、林家正蔵、春風亭昇太、立川志の輔、柳家花緑)という豪華メンバーが中心となって行われていた「大銀座落語祭」のローカル進出第一弾なのだ。宮崎で、というよりも、これだけのメンバーが一堂に会するのは、そう滅多にはないことだ。メンバーの気合いも十分だろう。
あわてて、抽選会への予約を入れる。いずれもすごい倍率であろうと思って、ヨメやら子供やらジジババやらの名義を借りて何件か登録しようとするけど、さきほどから「電子ぴあ」への登録がママならない。そういえば、自分の名義を登録するときも、随分手間がかかったような記憶が…。
Macからだと、ぼくと「同一人物」としてみなすようなので、WinPCやら、iPhoneやらを駆使するも、なかなかスムーズにいかない。だあもう。全部見たいのに。

<memo>

・泣きたいほどのメールの山。急ぎのメールに返信等をしているだけでかなりの時間。某グランプリの表敬日程確保。9月のイベント準備。分担表再整理。研修の宿題。
・ケータツの小学校でも新型インフル発生。予防が大事。

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お土産を眺めつつ

2009-08-23 (日)

旅・旅行

旅行から帰って来て、たくさん買った(ハズの)お土産を広げてみると、案外、「こんだけ?」という気がしたりする。今回も、随分カードを切った気がするのだけれど、意外とたいした量を買ってないのな。
それでも1晩明けて冷静に眺めてみて、あまり変なものは買ってないのは良かった。家族全員でデザインバラバラのTシャツ(でもジンベイザメは載っている)を買ったのも悪くないし、やちむんの湯のみも素敵なデザインだ。ジモティが食べている菓子類もよかった(特に「ブルース」!モチモチしたカステラパンなんて!)
なんだか沖縄文化ってあとをひく。この10年で5回行ってるし。もう少しお金持ちなら毎年でも行きたい。
ああでも、そうなると、ますますダメな自分になってしまうな。沖縄日記を書きながら、旅行中、どんどん気分がルーズになって、いろんなことがめんどくさくなってしまったことに気がついた。写真とかも、どんどん適当になっている。もともと写真はヘタなんだけど、後半はヒド過ぎて4日目なんてUPできる写真がない。つか、むしろまともに撮っているのが初日だけだ。
沖縄の方言で「なんくるないさ〜(気にすることはないよ)」というのは、「広い心」で言っているのではなく、ただ無性にめんどくさくて「気にしてられっかよ〜」というほどの意味なのかも。だってほら、こんなどうでもいい日記をざーっと書き散らしても「なんくるない」気分だ。

<memo>

・6時半起床。ケータツに勉強させる。
・寝坊(9時起床)の女子チームのために、男子チームで朝食づくり。
・家の掃除、靴洗い。
・師匠からの宿題と、たまった日記。

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沖縄家族旅行(4)〜国際通り、お土産〜

2009-08-22 (土)

家族家事家 旅・旅行

<memo>
・朝6時起床。7時に朝食、8時半チェックアウト。
・10時に那覇に戻ってきた。国際通りを散策。暑いので「ファミマ」でアイスを買って子供らに。ぼくも陸橋商店街の「ブルーシール」でアイスを。ランチは「第一牧志公設市場」2Fで。沖縄そば、ナーベラチャンプルー、焼きそば、ミミガー。これぞ庶民の味。商店街をぶらぶらしながらサーダアンダギーとか、黒糖とか、新垣のちんすこうとか購入。「鍵介」で湯のみ購入。「雪花の郷」でふわふわのかき氷。
・14:00レンタカー返却。空港へ。15:40発。SNA便なので、暇つぶしにケータツと「許田」で買った木のブロックとか、折り紙で遊ぶ。鹿児島空港経由で帰宅は19:00過ぎ。
・帰宅後、さっそく「お魚カルタ」で遊ぶ。魚名を軸に作られているので、「お」の札が4枚あったり、「ジ」の札が「せかいさいだい ジンベイザメ」みたいに文章の途中に「ジ」が来るという前代未聞のカルタ。意外に面白い。

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海森堂rss

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