聴覚障害はコミュニケーション障害

2008-11-30 (日)

家族家事家 聴覚・難聴

夫婦で、聴覚障害者教育フォーラムに出かけ、南村洋子さん(横国講師)の講演を聞く。
ご自身がろう者の娘さんを持ってらっしゃるので、ろう者教育論と体験談が交錯する、とても説得力のある話であった。中でも強く印象に残ったのが「聴覚障害はコミュニケーション障害である」という言葉だった。
ある小学校で行われた観察記録。新入生のなかに、ろう者の子と、全盲の子がいて、同じクラスメイトとなった。教室にビデオカメラを設置し、クラスの様子をずっと記録したという。
入学1日目。ろう者の子は、聴覚がない分、視覚が研ぎすまされ、絵の上手な子が多いのだけれど、この子もとても上手に絵を描くので、クラス中の友達がまわりに輪をつくった。一方、全盲の子は、視覚がないので、歩くこともママならず、先生の介添えがあってようやく席に着席できる状態で、友達たちも、どう接触してよいのかわからない様子だった。
入学1ヶ月後。全盲の子は、クラスの友達と打ち解けた様子で、わいわいと賑やかに過ごしていた。一方、ろうの子は、「話をしても言っている意味がわからない」ことから、友達もできず、教室で一人、ずっと絵を描いて過ごしていた。
つまり、今の世の中は、言葉(発話)によるコミュニケーションがほとんどであるため、その能力がない子供(人)は、ほかの子供(人)と心を通わせることが困難なのである。
幸いにして、ハナ社長は高度難聴のなかでも程度が軽く、ある程度は言葉でコミュニケーションが取れる。だけれども、現状を鑑みるに、”心を通わせる”手段にはなり得ていないし、今後も、一般人レベルに達するのは極めて困難と考えざるを得ない。
となれば、手話、筆話、絵、写真、表情など、「視覚」で知覚できる様々な手段を活用して、彼女とのコミュニケーションを模索していくしかない。もちろん、ぼくら家族だけでなく、担任や友達たちにもお願いしていくことになるだろう。彼女が、この広い世界のなかで孤独にならず、自分の力で生きていけるよう、共に成長しないといけないなあ、と思っただよ。

<memo>

・賀状用の写真撮影
・聴覚障害者教育フォーラム。
・パンや珈琲の買い出し。ランチ「モス」。
・Run21km。1:56:38。5:33/km。やっとハーフで2時間切れた〜。

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未消化な日々

2008-11-29 (土)

お買い上げ

いろんなものを消化し切れてないなあ。買うだけ買って身についてないよ。
ちっとも読めていない小説や新書、参考書。入門段階から先に行けてないデザインソフト。さらにバイト代で「GR DIGITALⅡ」まで追加された。いかんいかん。落ち着け自分。
そんなタイミングで、迎えた週末。まずは月曜日に大きなヤマを迎えるプロジェクトの下準備をやんなきゃならない。なのに、ああなのになのに、今日は雑多なことばかりをぐずぐずやってて、実質何も進まなかった。やべー。なんで「安住紳一郎が出演したときの笑っていいとも」のビデオとか見てるのオレ。見るべきは「流星の絆 第7話」でしょ。いや違う。まずは仕事だ。
テストの直前に、長編小説に手を染めていた高校時代と何も変わってないよ。そんな「少年の心」なんぞいらないよ。えーん。

<memo>

・軽く3kmのRun。子供らにTDの土産。
・K宅の引っ越しの手伝い。ランチ「お好み焼きぽんぽこ」。
・GRⅡ到着。

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飛行機からの眺め

2008-11-28 (金)

余談

飛行機の座席を決める際、「効率的な移動」という視点に立つと、「通路側」の席に圧倒的なメリットがある。CAの邪魔にならない程度なら足を伸ばせたり、肘掛けをゆったり使えたりする(片側だけだけど)。「窓側」と違って、壁面からの圧迫感もない。乗り降りもスムーズだ。そんなわけで、これまでは、できるだけ「通路側」をチョイスするようにしてきた。
最近、東京での用務が増え、飛行機に乗る機会が多いのだけれど、この数ヶ月は、できるだけ「窓側」の席を取るようにしている。もちろんそれは、窓から外の景色を眺めるためだ。
きっかけは何だったっけ。あるとき窓際に座って、今自分が飛び立った羽田空港を見下ろしていたら、湾岸沿いに、舞浜だの、お台場だのといった観光地や、工業地帯の煙突や、大型のガントリークレーンが見えたんである。東京湾には、大小多数の船が見えた。宮崎に向かってどんどん上昇を続ける自分の機体のはるか下に、おもちゃのような別の機体が、まさにこれから羽田空港に着陸しようとしているのが見えた。遠くに目をやると、六本木ヒルズやミッドタウン、東京タワー、さらに遠くには新宿副都心も見えた。
比較的間を置かずに東京へ通っていることもあるのだろう。地上からの「よく見慣れた風景」を、今ぼくは巨視的に俯瞰しているのだ、という妙な意識が芽生えた。ミニチュアを眺めるといった「本城直季的な視点」を突き抜けて、さらなる高みから「下界」を見下ろしているような不思議な感覚があった。それ以来、飛行機からの眺めは「心が妙に平静になる風景」となった。
いまや、離陸/着陸の前後15分は、ぼくにとって、魅惑のかぶり付きタイムとなっている。何かよくしっている建物や構造物を見つけては、言葉にうまく表現できない「何ごとか」を思考している。そんな風に、靴を脱いで、椅子に正座せんばかりの勢いで窓を凝視している佐藤浩市似の男がいたら、しかもそれが「宮崎ー羽田」便であるならば、かなりの確率で、ぼくじゃないかな〜と思う。

<memo>

・なぜか朝5時前に目が覚める。仕事のことを悶々と考える。
・Sホテルで打ち合わせ。お互いのメリットが一致しそう。O社とも協議できそう。
・TDの視察1時間。いろいろ買い物を。
・宮崎に戻り、Nさんの送別会へ。「わたみん屋」。
・9時半からM女史宅にお呼ばれ。ワイン関係団体のS女史を紹介され、ヌーボー各種を痛飲。なぜかワインの話からS女史の恋愛体験談に。

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ライブ/Switch

2008-11-27 (木)

音楽

ぼくが上京していた折、雑誌「Switch」主催のコンサートがあったようだ。その参加レポートを転載。やはりmy sweat heartだな。
*
「Switch on live 2008  koizumi kyoko with her friends」at 赤坂BLIYZ
小泉今日子が初プロデュースをしたというライブに行ってきた。
ニューアルバム「NICE MIDDLE」を制作したメンバーによるフレンドリーなライブ。観客は同年代=”ナイスミドルたち”を中心としながら、元・アイドルオタクっぽいのや、SOULなど参加アーティストのファン(若い)も含めた、実に多彩なヒトビト。ある意味、これほど統一感のない観客を相手に、ぐいぐい自分の世界に引き込んでいくのは、さすが小泉、とその仲間たちである。
合計4つのバンドが出演したため、セットチェンジにそれぞれ10〜15分を要して「中ダレ」してしまったのが惜しかったが、そんなことも些事末節にしか感じられないほど充実の内容。小泉の人柄のよさと、内輪(?)ならではの、ゆる〜くて温かい空気が会場を包んでいた。
たとえばそれは、小泉が思いっきり歌詞を忘れて歌い直すことになり「本番弱くてすいません」と平謝りするところだったり、TOKYO No.1 SOUL SETのヴォーカル:BIKKEが、サプライズで幼児のコスプレ(歌詞に合わせたもの)で登場したことだったり、BIKKEが突然(着替えのために)ステージから消えたことで小泉が明らかにおろおろしちゃったことだったり、リリーフランキーが「半分熟女になった小泉が歌わないならぼくが歌う」と言って、「半分少女」を熱唱したことだったり(これが意外によくてしびれた)、そのあと小泉がリリーに頼まれて、1番だけ「半分少女」を歌ったことだったり、小泉が「今日は出たり入ったりでお座敷が大変、みたいな」と笑いをとったところだったり、まあ、とにかく、楽しかったんである。
安定したバンド演奏に支えられつつ、何度も歌詞が「とんで」しまった小泉。バンドなのか観客に対してなのか「こんなによくして貰っているのにすいません」と、一般人的な発言がポロリと出るあたりも妙にかわいらしい。
そんな自称:小心者な小泉が遠慮しいしいプロデュースした本コンサート。NICE MIDDLEなバンドマンたちが、熟練の技をさりげなく披露しつつ、それでもどこか「やんちゃ」な面影をちらほら垣間見せて、「なんだか40代って楽しいよね」という気分にさせてくれた。感謝。
…それにしても、1本締めで終わるライブってどんなだよ(笑)

<覚えている範囲でライブの内容(違ってたらすまん)>

■1st act:「大橋トリオ」

Jazzというか、ビックバンドというか。温かい音づくりで高感度高し。

1曲目「The Music Around Me」

2曲目「Happy Trail」

3曲目「あなたと逃避行」*小泉登場

■2nd act:「TOKYO No1. SOUL SET」

うねるビートとボーカルBIKKEの跳ね具合が素晴らしい。

1曲目「Change My Mind」

2曲目「Sunday」

3曲目「Innocent Love」*小泉

4曲目「今日の約束」*小泉

■3rd act:「リリーフランキー」

意外に巧いんだなあ。

1曲目「半分少女」

2曲目「ジョニー」

3曲目「半分少女」*小泉

4曲目「Bye Bye」*小泉

■4th act:「ナイスミドルズ(小泉バンド)」

音に「若さ」がない分、どっしりした「安定感」にあふれている。

1曲目「優しい雨」

2曲目「samida rain」

3曲目「夜明けのMEU」

4曲目「木枯らしに抱かれて」

5曲目「秘密の森」

6曲目「SLEEPY」

■アンコール(ナイスミドルズ)

「小泉今日子はブギウギブギ」

 

<memo>

・始発便で上京。
・FT社にて。かなり厳しいかなあ。ホテルニッコーを探索。
・KONNEで協議、TJで協議。
・KONNEのHさんとうちのI嬢と。サンルートプラザ泊。

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気になる佐藤さん

2008-11-26 (æ°´)

余談

ココに何度も書いている通り、ぼくには憧れの佐藤さんが3人いる。師匠のさとなおさん、キリンビールのアキラさん、そしてアートディレクターの佐藤可士和氏である。可士和氏には面識がないものの、作品集や著作を買い求め、熟読し、もはや他人な気がしないぐらい一方的によく知っている。その3佐藤さんに加えて、あらたに「とても気になる佐藤さん」が出現した。
佐藤悦子さん。そう。可士和夫人の「悦っちゃん」である。
1年ほど前、悦っちゃんの著書「SAMURAI 佐藤可士和のつくり方」を読んだときは、あくまで可士和夫人としての悦っちゃんという見方だったのだけれど、この数ヶ月、悦っちゃんブログを読んでいるうちに、そのセレビィな容姿とは裏腹な、プロ意識だとか、多角的な視野だとか、温かい人柄だとかにすっかり魅入ってしまった。すげーよ悦っちゃん。
とっても、セレビィな生活をしている中で、「友達を大事にすること」だとか、「家族での時間を大事にすること」といった、ごく「普通の感覚」を失わないっつーのがまた凄い。ものすごい質と量の仕事を夫にさせつつ、自分も昼夜飛び回りつつ、さらに激しく遊びもしつつ…というパワーとバランス感覚。器が違うなあ。
うちの家人も「海森堂のつくり方」という本が書けるぐらい、ぼくをきちっとコントロールしてくれるといいんだけど(別の意味でコントロールされてるけど)(つか、その前に本を書くほどの人間じゃn(削除)

<memo>

・朝から憂鬱な気分でFT社向けプレゼン資料作成。思いだけが空回り。閉ざされた窓を開ける方法はあるのだろうか。明日からの東京、どうなることやら。
・久々にダイエットバーでないランチ。吉長うどん。しみじみうまいなあ。
・時間休をとって、聴覚障害者センターへ。サテライト相談室の開校式。出席した子供は3人だけども、とても貴重な教室。有り難い。M新聞が取材に。

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嗚呼、薄型テレビ

2008-11-25 (火)

映画TVラジオ

家を新築するタイミングで、テレビを薄型化・大型化する家って結構多い気がする。テレビって、リビングの中央に設置することが多いので、「家の顔」としてもニューフェイスの登場が望ましいのだろう。
ひるがえって、我が家。引っ越して4ヶ月が経過するのに、未だブラウン管のテレビである。しかも28型。小さ。新築祝いに来たヒトたちから、「なぜ?」と聞かれまくったよ。
買い替えしていない理由は2つ。
・より優先順位の高いMacやその周辺機器を買った時点で予算が尽きたこと
・実はそれほどテレビを見ないこと
特に重要視されたのは、2点目だ。最近は、ライブで見るのは「めざましテレビ」ぐらいで、ほとんどHDに録画したものを週末にまとめ見している。それも、せいぜいドラマ1本、子供用番組4本、バラエティ1〜2本程度のものである。週間視聴時間は10時間未満というところか。
ぼく的には、やはり大きな画面で楽しみたいので、値崩れが激しい日立のプラズマでどうよ?と問いかけているのだが、家計のレッドクリフである家人を説得する材料に乏しい。たぶん我が家にニューテレビが登場するのは、2011年7月24日付近になるものと思われる。

<memo>

・先週末取材を受けたM新聞。今朝、デタラメな記事となって掲載。相変わらずだな(怒)。
・FK社の件で、関係各課へ状況説明。と、Sプロデューサーからバッドニュース。この数ヶ月、グッドニュースとの繰り返し。最後はどっちで終わるのか(疲)。
・FK社への再々…プレゼンの資料作成。

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コミュニケーションをデザインするための本

2008-11-24 (月)

読書

師匠の部下の方が書いた広告業界向けの専門書。
とはいえ、帯に「専門書の棚に置かないでください」と書いてある通り、単なる広告HOW TO 本に留まらない「コミニュケーションとは何か」を考えさせてくれる良書だ。広告のありようが変わってきたことは、師匠の書「明日の広告」においてもわかりやすく提示されているが、さらに具体例を示して、より身近な問題として今は「露出」だけでは何も伝わらず「関係性の構築」に相当の手間ヒマをかけないといけないということを教えてくれる。
それにしても、ちょっとショックだったのは、この本に例示されている「WEBでの広告展開」をほとんど知らなかったことだ。WEBのヘビーユーザーではあっても、「2ちゃんねる」や「mixi」にはほとんど近寄らないからであろうか。WEB広告なんて面白いものはほとんどないーという思い込みがあるからだろうか。
地方に住んでいると、「車内吊り広告」を目にすること無いし、大判ポスターも張ってない。もっぱらテレビ、ラジオ、新聞、そしてWEBが情報源だ。ぼくはほとんどテレビを見ないし、ラジオは決まった番組しか聞かないし、新聞はバカ朝○だしで、実はWEBからの情報ってとっても大事にしている。なのに、何なんだこの体たらくは。もちょっと、企業のサイトも巡回しないといけないのかも。

<memo>

・朝から雨。ランニングの練習会を中止に…と思ったら連絡が付かなかった2人が木花へ。責任感で現地に行った部長と3人で走ったらしい。風邪をひかないといいけど。
・掃除、洗濯。
・「コミュニケーションをデザインするための本/岸勇希(電通)」★★★★★。広告やPRに従事するスタッフ必読の書。うちの若手にも読ませなきゃ。
・午後、Run21km。「フルとか走ろうかなあ」なんて思いつつ、ハーフで挫折。
・「ナポリへの道/片岡義男(東京書籍)」★★★★。便所本。素晴らしい名文にため息。これだけナポリタンにこだわれるというのはすごい才能だ。生まれ変わったら片岡義男になりたい(嘘)。

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師匠への思い

2008-11-23 (日)

友人知人

ネット界の師匠さとなおさんの日記は、ネットに繋がっていない環境にあるとき以外は、毎日必ず読む。んで、「ああ、師匠は今日も元気はつらつぅな感じなのね」とか「おろろ、テンション下がり気味?」とか微妙に一喜一憂をしていたりする。それが、自称・弟子であるぼくの日課である。
だからと言って、いちいち「何でそんなに元気満々っすか!」とか「無気力なんて師匠らしくないっス!元気だしてくださいよお」とかメールをしたりはしない。だって、ただでさえ、師匠のところは人気サイトなわけで、読者は山ほどいるわけで、かえって弟子が師匠の負担を増やしちゃいけないなあ、と慮ったりするわけである。
たとえばそれは、「クレアトラベラーの連載に加えて、数カ所を取材し、単行本化するつもりだけど、その中に”宮崎”も入っていたりするよ」というような弟子愛に満ちあふれたベリープレジャーカンファタブルな記事であっても、「うひょう!師匠!『さなメモ』見ましたよ!宮崎へはいつおいでですか!」みたいな短絡的な返事は書かないのである。だって、ぼくは弟子なのだから…。
けれども、そうやって「遠慮のかたまり」に過ごしていると、師匠へメールするときは、ほとほと困りきってしまい、「ちょっと無理目のご相談があるのですが…」という類いの、かなり図々しいものになりがちだったりもする。またその無理目の相談に、心地よく応えて貰ったりするものだがら、弟子はますます恐縮しちゃうんである。
ああ、いつになったらキチンと御恩返しできるものやら…。
<memo>
・試験監督。
・帰り道、パンとか食料の買い出し。
・「現代アートビジネス/小山登美夫(アスキー新書)」★★★。現代アートに関わるビジネスのありようについての入門書。村上隆や奈良美智を育てたヒトとして有名な著者だけに、もっと突っ込んだビジネス論が展開しているのを期待していた。残念。とはいえ、著者の「ビジネスを堂々と語る」姿勢には共感。もっと詳しい本が読みたくなった。
・「人のセックスを笑うな(DVD)」★★★。永作が素晴らしい。自然体のエロはかなりエロい。ぼくが主人公でもイチコロだわ。でもなあ、長まわしが多過ぎないか。「自然な雰囲気」を重視するあまり、1シーン1シーンがやたら長い。シーンだけ見るなら素敵だけど、繋いでみると、散漫な印象を受けた。ちょっとATGっぽくて古い感じ。松山ケンイチのメロメロ感も嫌いじゃないだけに勿体ない。

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迷走から登山へ

2008-11-22 (土)

身体

家人の実家に泊。せっかくの晴天なので、軽く走るつもりで家を出る。午後2時過ぎ。
2kmほど走ったところで、そういえばごく近くに「矢研の滝」という観光名所があったことを思い出す。まだ、行ったことがなかった。とりあえず、案内板まで行ってみよう。向かっている方向と反対方向なのでUターンして、分岐点を目指す。
案内標識が目に入る。「矢研の滝 9km」。うーわー。結構遠い。でも、走りながら迷い考えているので、うまく方向性がまとまらないまま、標識にそって曲がり角を曲がる。午後2時半頃。
走り始めてしばらくすると、2車線から1車線の道になる。まだ午後3時前なのに山の影になり、陽がまったく当たらない。吐く息も白くなる。ふと気がつくと、沿道に町営バスのバス停があった。バス亭の間隔は500mくらいかなーなどと考えながら走っているうち、徐々に人家が少なくなり、ついに「尾鈴」という最終バス停を通過する。午後3時頃。
感覚的には、随分走ってきた気がしたので、滝まで残り1〜2kmかなーと思っていると、だんだんと山道に入り込んできた。ちょっと心細い。観光名所のくせに「あと8km」の標識以降、何の目印もないのだ。そうこうするうちに、小さな案内板らしいものを発見。「矢研の滝 3.5km」。がーん。午後3時18分。
さすがに一瞬立ち止まり、引き返すかどうか考える。晴天とはいえ、山影だし、30分以上太陽の陽に当たっていない。身体も冷えている。どうしよう。んでも、残り3.5kmなら、キロ7分で走っても、25分程度で到着か。なんとかなるだろう。
そう思って、再び走り出す。山道の傾斜がますます急になってくる。もはや、走るというより、登るという感じ。空気は冷たく、もう汗もかかなくなった。考えてみると、さきほどから車に遭遇していない。観光名所とはいえ、オフシーズン。しかも夕方近い時間。観光客もほとんどいないのだろう。1車線しかなく、道幅も狭く、場所によっては車が通るとひどく危険なのだが、人の気配が全然ないというのも、とても不安だ。
とりあえず、遠くの山すそをにらみ、あのカーブを曲がると滝が見えるハズ、と思いながら、ひたすら走る。バーンと派手な滝に遭遇し、感動する自分をイメージして、走る。滝の水を直接飲んで、のどの乾きを癒したいと思いつつ、走る、走る、走る。午後3時45分過ぎ。
急に道路が広くなる。カーブを曲がったところには、両側に駐車スペースやトイレ(らしき建物)が。どうやら到着したらしい。が。滝がない。瀑布の音も聞こえてこない。何事?…と、そこに案内板を発見。「矢研の滝 徒歩30分」。「現在、通行止」。
は? 滝はここにはない? しかも冬期で通行止? ほとんど滝を見ることだけを楽しみに走ってきたのに、通行止とは。ショック…。
まあしかし。とりあえず、目的の「9km地点」には到着したらしい。疲れた。疲れたが、ゴールには付いた。だから帰りの道は、楽だった。急な下り坂なので太腿に負荷はかかるが、そうはいっても下り坂。ずんずんずんずん下って帰った。山陰が消え、人家が見え、農道が見えた。
結局、家人の実家に帰り着いたのは、午後5時50分。160分、25kmも走っていた。

<memo>

・バタバタと洗濯とか済ませて、川南経由で日向へ。試験会場の設営。
・家人の実家。Run。25km走。2h40
・「たけしの教育白書」。最初から最後まで。三知事登場。

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病

2008-11-21 (金)

お買い上げ 音楽

小泉今日子の新譜「Nice Middle」発売。
あまりにポジティブなタイトルにノックダウンですわ。このタイトル、今の小泉今日子ほど格好よく使えるアーティストはいないんじゃないかな。つか、ほかの誰が言っても、嫌みだったり失笑だったりするような気がする。こんなベタなタイトルで唸らせるところがさすがkyon2。
とりあえず、ジャケットの絵柄的に「初回限定版」を発注。すいません、ただの病気です。

<memo>

・朝一番でFT社の提案を課内に報告。午前中ブレスト。昼食を取る間もなくバタバタと資料作成。課内了承。DK社への説明。…というような怒濤の一日。
・合間にマークの件でMN新聞から取材。
・家人無事に帰宅。ぼくへの土産はスパイダーマンのブリーフ(え?)

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海森堂rss

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