目的と手段

2016-01-07 (木)

仕事 地方公務員 未分類

目的と手段はまったくの別物である。そんなのは誰でもわかるようなことのようでいて、実際の仕事上でそのことを明確に意識することは案外難しい。

 

たとえば。

法で定められた統計の集計作業は目的だろうか、手段だろうか。必ずやらなければいけない集計なのだから、その作業そのものが目的…なのだろうか。

 

たとえば。

あるモノやコトのプロモーションとして、大きなイベントを仕掛けることは目的だろうか、手段だろうか。イベントには多大な労力がかかるからそれが目的…なんだろうか。

 

人は得てして目の前の膨大な事務作業、処理作業に忙殺され、「何のためにやっているのか」を見失っているように思う。作業を終えることが一つのゴールになってしまいがちだ。しかし、大抵の作業はもちろん手段である。何かの目的を達成するための作業であることがほとんどのハズだ。

 

先の事例であれば、統計は「何かを読み解く」ことが目的であるハズだ。そのための手段として、調査を行い、集計を行い、分析をしているのだ。

 

イベントも然り。

 

モノやコトを知ってもらう、あるいは買ってもらうことが目的のハズだ。いや、もっと大きな「会社を成長させる」「社会を動かす」といったことが目的かもしれない。そのための手段として、プロモーションがあり、イベントがあるのだ。

 

得てして目的と手段は混同しがちだ。目的と手段を混同することの何が問題かというと、「どこで満足するか」のポイントがまったく変わってしまうということだ。統計の例で言えば、下手をすると調査票を集めて、データを整理することを目的にしてしまい、集計作業が終わっただけで満足してしまうことになる。膨大な手間をかけ、大勢の人を巻き込んで、何一つ「読み解く」ことができないのだとしたら、こんなに無駄なことはない。

 

もう一度自分の目の前にある仕事について考えてみよう。今目の前にある集計作業の、イベントの、会議の、予算の、目的は何だろう。

 

自分のこの1日の事務作業、処理作業で、世の中の何が動いていくのだろう。

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本を読むこと

2014-03-05 (水)

映画TVラジオ 未分類 読書

調子を崩して、金・土・日はほとんど寝て過ごした。本を読みながらうたた寝し、起きては本を読み…な日々。おかげでいろんな本を読んだ。

「アルキヘンロズカン(上・下)/しまたけひろ」

「ジャイアントキリング(21)〜(29)/ツジトモ」

「メロポンだし(1)/東村アキコ」

「百姓貴族(3)/荒川弘」

「空の冒険/吉田修一」

「在宅勤務が会社を救う/田澤由利」

「家めしこそ最高のごちそうである/佐々木俊尚」

 

ここ最近にしては、仕事絡みの本が少なくてナイス。というかほとんど漫画だ(笑)。あとDVDを2本。

「モンスターズユニバーシティ」★★★。

「エリジウム」★★★。
どちらも面白くないわけじゃないけど、期待感が大き過ぎたな。

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総プロジェクト化構想

2013-01-06 (日)

地方公務員 未分類

ぼくは、公務員のすべての仕事がプロジェクト化すればよいのに、と思っている。プロジェクトとは、「ある目的を達成するために計画をたて遂行すること」であり、そのゴールは「ある目的を達成すること」である。公務員のすべてが「ある目的を達成すること」に注力できたらどれほどすごい力になることだろう。

 

なんてことを書くと、ちょっとおかしなことを言っているように聞こえるかもしれない。県には施策のおおもととなる総合長期計画(宮崎県の場合は現在4カ年の「未来みやざき総合プラン」)があり、キチンと目指すべき方向が決まっているではないか。そしてジャンルごとに明確な目標を掲げて、数値目標も掲げた個別のプログラムを組んでいるし、その進捗状況については毎年、外部の委員からの評価も頂きながら、達成度を図っているではないか、と。

 

そう。県という組織全体としては、「こうありたい宮崎」を描きながら施策を打ち、県議会からも厳しい意見を頂きながら、ひとつずつ確実に目的達成に向かって進んでいる。ぼくが「プロジェクト化」と言っているのは、そういう総体的な話ではなく、もっと個別の、各論上での話なのだ。

 

具体的に説明する。県庁の場合、年度の頭に「事務分掌」と呼ばれる事務分担表を作成し、各職員ごとの業務が割り振られる。 これまでの経験上、宮崎県では一人あたりおおよそ5項目程度の業務を受け持つ。ここで言う業務というのは、個別の事務作業という意味だ。たとえば、一項目の業務例として「市町村向けの某・補助金業務」があったとする。この業務を担当することになった職員は、補助金の説明会の実施・市町村への要望照会にはじまり、交付要綱の策定・周知、希望のある市町村からあがってくる申請書類の集計・審査、そして交付先や交付額の決定、そして実績報告の審査、補助金の交付などなど、補助金にかかる一切の事務処理・会計処理をひとりで行うことになる。

 

当然、業務によって、その困難度・処理量・処理期限などが異なるので、各所属において本人の力量や経験値などを考慮しつつ、業務配分を決めていく(これは行政に限ったことではなく、ある程度の規模の企業であれば、当然このような事務配分というのはあるのだろう)。各職員は、割り振られた業務をひとつひとつ確実に処理していく。そうやって県行政は動いている。

 

さて、ここでぼくが問題としたいのは、まさにこの「事務分掌」なのである。個別の業務というのは目的を達成するための「手段」である。言い方を変えれば、「一連の業務を滞りなく処理することができた」というのは、「キチンと手段を講じた」ということに過ぎないのであって、イコール「目的を達成した」ことにはならない。当たり前だ。もちろん、「目的」を達成するために組まれた「手段」であるから、業務を処理することは「目的」を達成するための重要なステップである。だけれども、その処理ばかりに気を取られていると、「目的」の達成がついつい見過ごされがちになってしまうのだ。

 

冒頭で、公務員のすべての仕事が「プロジェクト化」すればよいのに(仮に総プロジェクト化構想とする)と言ったのは、職員に「手段」を割り振るのではなく「目的」を割り振ればよいのに、ということだ。県庁が抱える「県民の幸せ」という大きな「目的」を細分化して、小さな「プロジェクト」に落としこむことで、直接「目的」を担当するようにする。そうすることで職員は「手段」から開放されるのだ。

 

実はこの「手段からの開放」は、仕事のススメ方を大きく変える。…ということで、この話は明日につづく。

 

[13.01.06]

・掃除、洗濯のあとのんびり。

・午後から「DOCUMENTARY of AKB48 to be continued〜10年後、少女たちは今の自分に何を思うのだろう」★★★。
「DOCUMENTARY of AKB48 show must go on〜少女たちは傷つきながら夢を見る」★★★★★。2年ほど前、AKB48、というか、ノースリーブスの3人とホンのちょっとだけ仕事で絡んだことがあった。当時はぜーんぜん興味がなかったので、「たかみなちっちぇえ」ぐらいの感想しかなかった。まあ、当時も人気者ではあったが、あのあと単なるアイドルグループでなくなり急激に国民的アイドル化していったという印象がある。そのAKB48のドキュメンタリー映画があるという。これまで2本が公開されているのだけれど、その第2弾が「大傑作」だというので、DVDを借りてきて見てみた(ついでに第1弾も)。で。いやもう本当にこれがすごい映画だったのである。AKBのメンバーの、なんと「大人」なことか。なんと体育会系なことか。いや、プロレス的なことか。サブタイトルにあるようにまさに「少女たちは傷つきながら、夢を見」ているのだ。その傷つき具合が、ハンパない。AKB総選挙、西武ドームライブ、東北震災支援、チーム4…といったいくつかのエピソードをクロスさせながら、「アイドル地獄絵図」を描いて見せている。すごい世界。あー。たかみなの大ファンになっちまったよ〜。

・「ドライブ」★★★★。なんと静かな主人公。そして激しい暴力。そして美しい映画。これって繰り返しみてどんどん好きになる映画かもしれない。

 

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キャアキャアキャア!ヤンキー娘がやってきた!

2012-07-09 (月)

家族家事家 未分類

ある朝。娘1号がいつものように「ぬぼー」っとした感じで起きてきた。その直後、家人の声が家じゅうに響く。

 

「あんた、その眉、どうしたと!」

 

あまりの剣幕に、「どしたどした」とぼくと息子も集まってくる。娘1号の顔を覗きこんでみたら…

 

驚。

 

愕。

 

ま、眉が、

 

ない…。

 

その後、寝ぼけ眼の娘1号から事情を聞き出してみたら、前々から気になっていた産毛を、家人のカミソリを使って、シューッと剃ってみたらしい。腕とか足とか。んで、おでこの産毛もね、気になるよね。だからそこも横にね。シューッと。おでこをじっくり見ながらシューッシューッって。んで、何回も横にカミソリを滑らせるうちに、両眉も一気にシューッって。

 

涙。

 

さすがにその麻呂というかヤンキーな顔はここにはアップできない。

 

今年の七夕のお願い

「はやく眉が生えてきますように」。

 

 

[12.06.21]

・委員会の宿題について部長説明。各委員へ訪問説明。

・「エボニーショナリーロード」★★★★。夫婦の始まりと終わり?をここまで残酷に描いた作品を他に知らない。見てていろんなところが痛くなった。思い出とか良心とか未来とか。

[12.06.22]

・残っていた委員への説明。時間休取って参観日。レクレーションの件を委員+担任+教頭へ。

・「ウェイウェイ・ウーコンサート」★★★★。娘2号以外で。思った以上によいコンサートだった。二胡の表現力の豊富さに唸る。宮里陽太くんとコラボした3曲は絶品。

・久々に「なべしま」へ。愚息が「ごはんに焼肉のタレをのせると旨すぎる」ということに気づき、馬鹿みたいにお代わり。お陰でいつもより相当安く済んだ w

[12.06.23]

・K大学説明会。T女史と。プラザH。午後から床屋>TSUTAYA>親父の誕生日祝+父の日(運動靴+ケーキ)。実家へ。泊。

[12.06.24]

・上の子らは公民館で七夕飾り作り。娘2号と自宅で。「ジャンボうどん」。たまったビデオなど。「スベらない話」「行列」「Aスタジオ生瀬」。

[12.06.25]

・T女史が風邪でダウン。SS課が基金関係で相談。娘2号迎えに。

[12.06.26]

・FS課が基金関係で相談。S社来訪。KITENで打合せ。娘2号迎えに。

[12.06.27]

・YGと打合せ。今後の方針。協会・宮原君と打合せ。労働関係連絡会議。某社と事前見積の件。みやざきの提案・要望打合せ。

・アピール1期生飲み会。「SKY GOLD」。まさかの女性陣大勢。うふ。一人で「hana」。

[12.06.28]

・インターンシップ内部調整。シーガイアキッチン・バス1周年。tatsuya kawagoeメニュー。

[12.06.29]

・朝、花の眉が…。

・大学就職面接会。シーガイア。なるほど。

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ディスカス映画祭

2012-06-11 (月)

未分類

ここのところ、更新がますます減っているのは、もう全然PCの前に座ってないからで(もちろん職場では別)、FBですらロクに投稿してないですな。

 

まあ、仕事の内容が内部処理的な性格が強くなり、その影響でやや内向的になっているのやもしれぬ。仕事終わって帰宅したら、飯食いながら幼き子らと語り、ふたつの小学校と保育園からの連絡を確認し、風呂に入れ、寝かせる…といった一連の父親業で夜はグッタリ。その後自分が寝るまでのわずかな時間は、もっぱらリラックスして映画(DVD)や本(漫画)に逃げたくなるですよ。

 

しかも、今さらながら「TSUTAYA DISCAS」に入会したので、この傾向はますます加速する可能性大。いや、レンタルDVDってついつい新作ばかり借りてしまうというのがだったけれど、この事前にPCでエントリー>郵送方式は、そういう場当たり的な映画鑑賞を相当改善してくれるわけで(しかもマイナー作品も比較的揃っている)、もうわくわくするのな。

 

なので、当面は次のようなラインナップとなる予定。おお。まるで一人映画祭 w

 

新藤兼人監督・追悼上映会

シネマハスラー年間ランキング上位作品シリーズ

ロバート・アルトマン監督特集

デビッド・クローネンバーグ監督特集

 

とりあえず1本目は2008年シネマハスラーランキング1位「シークレット・サンシャイン」!

 

[12.06.01]

・求人要請の次長レク。出納閉鎖。とうとう閉まらず。K課と打合せ。

・歓迎会とかもろもろ打ち上げとか。「アクアビット」。「hana」。kuraのあとに入ったBAR。

[12.06.02]

・100kmリレーマラソン下見+練習会。2kmならなんとか走れる。定永耳鼻科(息子)。金田礼子皮膚科(娘2号)。

[12.06.03]

・蔵の整理(子どもの絵など)。子供らは地区の運動会へ。夕方買い物など。

[12.06.04]

・求人要請(経済4団体)。

・快気祝い。「桜井酒店」。三、橙、紫、緑、爽、黒、白、蛍。「hana」は休み。

・「卍」★★。30年前!の作品。樋口可南子の美しさが高瀬春奈の鬱陶しさで相殺されている。もっとエロい映画と思っていた(高校生のぼくは)。

[12.06.05]

・K課と打合せ。求人要請(佐土原)。部長宿題レク。求人要請(建設業)。

[12.06.06]

・部長用資料づくり。高千穂町来訪。

[12.06.07]

・求人要請(JA経済連、中央会)。地域産業活性化協議会。みやざき犬会議。娘1号にバスカ。

・「SRサイタマノラッパー2」★★★★。しゅっしゅっしゅ〜と思わず歌ってしまう。いいなーかわいいなーこの子ら。ダメな子らなりに何らかの希望に向かうあたりがね、前作よりメジャーな感じに進歩していて好感。

[12.06.08]

・書類の整理。部長勉強会>室狙い撃ちの宿題 w

・娘2号のお迎え。晩飯づくり(豚肉の春雨なんたらときのこシチュー)。

・「砂の器」★★★。今さらながら初見。なるほど。名作の誉れ高いのも納得。後半の独特の演出・盛り上がりは凄い。加藤嘉の名演も素晴らしい。若い頃に見たら、圧倒されたかも。今見ると、最後の「捜査報告」「コンサート」「回想」のシーンは、もっとうまい編集・演出があったようにも思えるな。

[12.06.09]

・100kmマラソン練習会。6kmでバテバテ。耳鼻科。待ち時間長過ぎるよ。ランチ「カプリチョーザ」。庭の草刈り。だらりんこ。

・「復讐者に憐れみを」★★★★★。このなんとも残酷で悲劇的で救いようのない話。誤解を恐れずに言えばもう大好きなのだこういう映画。リアルな話だとしては耐えられないものでも、フィクションであるからこそ、悲しみに共感し、心からの涙が流せることもある。全然ヒットしなかったそうだが、強く支持するなあ。あと、ペ・ドゥナが超かわいい。

[12.06.10]

・掃除洗濯。午後からピアノ発表会。ぼくはもっぱら娘2号の相手。

・「その街のこども-劇場版-」★★★★。ドキュメンタリータッチ、というのだろうかこの脚本・演出は。ノンフィクションな事件(阪神淡路大震災)にフィクションな登場人物を置き、限りなくリアリティがあって普遍的なメッセージもありつつ、それでも「誰でもない誰か」の物語を紡ぎ出している。佐藤江梨子・森山未來の演技が素晴らしい。

[12.06.11]

・朝イチで委員会資料(追加分)。部次長に説明>了承。本議会は質問が少なく趣旨確認に行ったK議員のも別部局での整理となった。

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新作か、名作か

2012-05-23 (水)

映画TVラジオ 未分類 読書

「ベスト・オブ・映画欠席裁判」を読んだ。

 

映画評論界屈指の書き手である町田智弘と柳下毅一郎の爆笑・毒舌座談会である。この本を読むと、いかに映画を見ていないかを思い知らされる。そして超〜メジャーな「名作」も見落としているものが多い。まあ、市井の映画ファンであるから、好きなように見ればよいわけだが、なんとなく歴史に残るような「名作」を見てないのは、ちょっぴり人生を損している気もする。

 

そう思いながら、久々にTSUTAYAに行ってみると、公開時に見逃していた映画がずらずらーっとDVD化されていて「おお!これは見なくては!」と焦る。そして今日も今日とて「新作4本以上で1週間250円でレンタル可」というシステムにのっかって、新作ばかり4本借りてしまった(監督失格、マネーゲーム、MI4、リアルスティール。我ながらベタだ…)。

 

つか、ただでさえ自由な時間が少ないのに、限られた時間で新作映画を追いかけると(もちろん劇場公開も見たいわけで)、いつまでたっても「名作」を見る暇がない。書籍でも言えることで、ミーハー的に話題作を追いかけていると、いつまでも古典にまで時間が回せない。いかんなあ。どげんかせんといかんなあ。

 

 

[12.05.22]

・資料各種作成。

・久しぶりに定時退社。娘2号をお迎えに。歓喜の声を出し「ててててー」っと走ってくる2号。ういやつ。ありもので適当晩飯。

・「恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白/稲葉圭昭(講談社)」★★★。目的と手段は特に錯綜し、本末転倒の事態に陥ることがある。この本はそうなる可能性最悪の事態が描かれている。敏腕刑事が覚醒剤常習者に堕ちていく。事実かどうかは別として(若干感情論が先立つ文章があってリアリティを削いでいる。惜しい)、組織の間違った力学が働くとこういう事態を招くことは容易に想像できる。管理する立場の責任は重い。

[12.05.23]

・資料各種作成。今日からダイエット開始。目標1ヶ月で4kg減。昼休みにTSUTAYA。

・「ベスト・オブ・映画欠席裁判/町山智浩・柳下毅一郎(文春文庫)」★★★。燃えよドラゴンとか、ポール・バーホーベンとか、特別なキーワードが頻出するのはさておき、すげえ面白いよ。

・「監督失格」★★。監督:平野勝之。巷では絶賛系な評判である。愛と再生の物語と言われたら「まあそうであるな」と思う。いろいろ考えさせられるし、ドキュメンタリー映画として「よくできている」とも思う。だけどダメなんだよな。なにせ、この監督のAVが嫌いで嫌いで w。女性虐待系な作品が多く、嫌悪感ばかり。まあ、この監督でもこんなにかわいいところがあるのか、という発見はあったけれど。

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映画が先か、原作が先か 〜ドラゴン・タトゥーの女

2012-03-01 (木)

映画TVラジオ 未分類

先々週のことである。映画の趣味が近い友人・知人がこぞって「ドラゴン・タトゥーの女」を誉めていることに気がついた。今年ベスト3の1本として確定、デビット・フィンチャーワールド全開、出演陣が素晴らしい…などなど。ほほう。それは見に行かねばなるまい。

 

さて、ここで問題なのは、これは映画を先に見るべきか、あるいは原作を読んでから見るべきかということ。一般的には、「映画が原作を超えることはない」というのが定説だ。読者の頭の中にあるいろいろな景色を、最大公約数(あるいは最小公倍数)で映像(映画)化するという作業には、どうしてもそこに「取捨選択」がある。つまりは、原作=映画とはならないわけで、読者の頭の中にある「ぼんやりした映像」を「リアルな映像」に変換・創造し、より魅力ある世界を提示するというのは並大抵のことではないのだろう。

 

今回の映画の原作は、大ベストセラーの「ミレニアム1」である。まずは母国スウェーデンで映画化され、現在公開中のハリウッド版はそのリメイクとなる。つまりは、原作、母国版映画、ハリウッド版映画と、3つの選択肢があるのだ。そういえば母国版は、一時期レンタルDVDの棚を席巻していた時期があった。ということは母国版にも一定の支持はあったということだろう。ふむ。…ということで、週末出張があった挟んで、1週間をかけて、3つの「ドラゴン・タトゥーの女」に浸ってみたのである。

 

今回は、時系列に添っていくことにした。最初に発売された原作本を読み、母国版映画を見て、ハリウッド版を見た。

 

1)原作本。スティーグ・ラーソン作。さすがに世界的ベストセラーだけあって、物語としての完成度が高い。緻密なプロット、キャラクターの造形の素晴らしさ、謎が謎を呼ぶ見事な展開、そしてラストのカタルシス。読むのが遅いぼくでも、上下2巻を2日で一気読みしてしまった。非常によくできたエンターテイメント小説だった。

 

2)続いて母国版。ハリウッド版が公開中というタイミングなので、レンタルDVDは全部貸出中。うう。ところが、偶然にもレンタルが開始されたばかりの「完全版」が残っていた。劇場公開時にはカットされたシーンも30分ほど追加されて、この「完全版」はなんと全編186分。長過ぎるよ(涙)。涙をこらえつつ、2日に分けてみた。残念ながら、これはあまり好きじゃなかったな。まずキャスティングで全然のれない。ミカエルがミカエルに見えない(スウェーデンでは有名な俳優らしい)。そして一見イメージに近いリスベットもその演技には疑問。キャラクターの解釈が違うのだ(まさにリアル化がぼくに合ってない)。さらにはストーリーの「取捨選択」にも違和感。せっかくの物語にメリハリがなく平板な印象になっている。残念。

 

3)ややげんなりしつつ、ようやくハリウッド版につく。残業の帰りのレイトショーで。こちらは、なかなか素晴らしかった。冒頭の「移民の歌」でまずやられた。この冒頭部分は随分前にティーザーとして公開したのを見ていたけれど、大画面とドルビーサラウンドで見るのは迫力が違う。それにまた本編が凄い。あの長大な物語をざっくり整理して、比較的シンプルな話へと再構築している。

出演陣も文句なし。ルーニー・マーラの好演は誰もが絶賛することだろう。超〜らぶだ。これぞリスベット。ダニエル・クレイグをはじめとしたオトナたちの演技もよい。また、演出がキレまくってる。エグイ映像はしっかりエグく見せて正解。母国語版では簡素化されていたレイプシーンや惨殺シーンをしっかり丁寧に描くことで、この物語の「軸」の部分がクリアに浮かびあがるのだ。

たた、気になる点がなくはなかった。複雑なプロットを説明する部分が「詰め込んだ感」があって、情緒が削がれている。そしてラスト近く、ある謎解きの内容が変更されているのだが、原作を読んだ者としてはただのノイズになってしまっていること。まあ、原作を読んでない人にはまったく気にならないことかもしれない。

 

こうやって書いてみると、少なくとも本作については、予備知識なしで「ハリウッド版」をじっくり楽しみ、続いて「小説」を読んでより深い感動を得る、というのがオススメな気がする(この際、母国版はスルーしてよいかも)。

 

 

[12.02.28]

・答弁書をシコシコ。3人5問。まずまずか。

[12.02.29]

・答弁書をシコシコ。T議員の分、仕上げたと思ったら問が変わるの巻。Kビール支店長から申請。

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慌ただしいまま日々が

2012-02-09 (木)

余談 未分類

日々が過ぎていくのです。何か大きなものが抜け落ちているような気もしつつ、とりあえず2週間もため込んだ日々のメモを。

 

[12.01.26]

・本館前庭にて西日本マラソン用CM撮影。

[12.01.27]

・東京用知事レク。

[12.01.28]

・観光周遊バスの進発式。3匹揃って。ケータツとリンコ連れて。シール貰った。「KFC」。

[12.01.29]

・朝便で東京。「六厘舎」。明治大学。会場設営。「東京交流会」。司会。神田駅前の串家で打ち上げ。

[12.01.30]

・各社訪問。鉄道会館。楽天。東急ストア大森。広尾T氏見舞。T代官山。犬映画関係のみなさまと。

[12.01.31]

・「おくのうどん」。ソフトバンクパレード。秋山監督係。

・「サトリ/ドン・ウインズロウ」★★★★。トレヴェニアンの名作「シブミ」の続編というか前日譚をあのドン・ウィンズロウが。もうそれだけで垂涎。タイトルにあるように日本が重要な舞台のひとつであり、また表層だけでなく、かなり深い部分まで理解した上でのエンターテイメントになっている。ある人物の描き方が好みでない1点を除いて(そこは「シブミ」を踏襲して欲しかったところ)、とても素晴らしく十分に楽しめた。

[12.02.01]

・地頭鶏協議会打合せ。M女史、「スーパーニュース」クルーと。「豚足ライダー」

[12.02.02]

・むぅちゃん用チアガール到着。

・「体制維新−大阪都/橋本徹、堺屋太一(文春新書)」★★★★。面白い。論理が明快。軋轢を生むことを厭わないのが面白い。時代に求められたリーダー像かも。

[12.02.03]

・朝の便で東京。楽天新春カンファレンス。かなりディープな討議。岩手、茨木、山梨、岐阜、宮崎連合で。懇親会。大森泊。

[12.02.04]

・朝の便で宮崎。空港で大杉蓮発見。「豊吉うどん」。イチ君夫婦にばったり。イオンで家族と合流。家人は仕事へ。図書館で上の2人はアニマシオンへ。自宅に戻って片付けとか。1日遅れの節分。

[12.02.05]

・家人朝から仕事。掃除や珈琲の買い出しなど。昼飯に超具だくさん焼きそば。なぜか麺がモチモチに。

[12.02.06]

・「ありきたりじゃない新・外食/米山久(商業界)」★★★★★。いい意味で「のし上がってきた」人の言葉には説得力がある。しかも熱い。感動。

[12.02.07]

・宮崎→福岡。機内に博多華丸発見。FJにて打合せ。イムズ視察。「東京純豆腐」でランチ。会場入りして準備。西鉄グランドH「交流会福岡」。

・「見えてる人になるたった一つの法則/セス・ゴーディン(実業之日本社)」★★。精神論に終始。もう一捻り欲しい。
・「日産 驚異の会議/漆原次郎(東洋経済新報社)」★★★★。 素晴らしい会議ノウハウ。これはうちの県でも即刻導入すべし。かなり強力なツールになる。

[12.02.08]

・朝、福岡→宮崎。みやざきアピル隊のプレゼン。葛飾総合高校のプレゼン。
・「ゆるく考えよう/ちきりん(イースト・プレス)」★★★。普通に楽しく読めた。日本はアジアのイタリアに、という指摘が面白い。

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頼られてこそ、

2011-11-17 (木)

未分類

「育休中」の身でありつつ、実は結構仕事をしている。いや、すべて無償であるからボランティア活動というべきか。職場からの問い合わせ・相談はもちろんだけど、意外に県庁の他部局、市町村、企業などから持ち込まれるいろいろな相談ごとに手間を取られている。おおっぴらには動けないものの(東京で打合せとかは無理 w)、電話やメールで応えられるものは応えるし、市内なら赤ん坊同席で出かけたりもしている。

 

もちろん、我がチームメイトに依頼できるものは依頼して「組織としての対応」を心がけてはいる。でも、実際には、ぼく個人をあてにして相談してくれている案件がほとんどなのだ。そうなると「育休なんですけどね…」という言い訳はしつつも、一定の対応をしなくてはいけない。

 

たとえば、元上司からは「来年、◯◯学会が開催されるのだが、いい講師を紹介して欲しい」というメールが来た。ええっ?その学会はうちと全然関係ないし、そもそもなぜぼくが講師の斡旋?…とも思いつつ、ぼくに聞いてきたということは「宮崎の魅力を語れる人」がいいのだろうと勝手に解釈し、また、その学会の成り立ちや、過去の講師陣の顔触れ等も参考にしつつ、話がとても上手な「固め〜柔らかめ」の候補者5人をピックアップし、簡単な履歴や連作先をまとめて返信しておいた。

 

また、東京の某企業からは「全国の自治体が参加する大規模なカンファレンスを予定している。テーマは◯◯でいいか」という相談があった。このカンファレンスに実際に参加した経験を踏まえ、ぼくからは「そのような事例報告的なテーマを取り上げる時期は過ぎたのではないか。御社と自治体とのコラボを具体的に考える企画会議にしたらどうか。全員が自分のこととして”参加”するのではないか」と提案した。

 

営業、あるいは広報系の仕事をしているなら、「頼られる」ということはチャンスである。信頼を得ている証拠だ。ならばその期待に応えないわけにはいかない。若干、「これは他部局の仕事かな」とか「休暇中にココまでやるかな」と悩ましいときもあるけど、明らかに「否」でない場合は、「やって後悔」すべき。

 

ああしかし。それでもこのボランティア活動やっちゃうと頭が「主夫モード」に戻りにくいのよね。メールへの返信をしこしこ書いていて娘1号を迎えに行くのを忘れたりとか(先日は1時間待たせてしまった)、相談の電話で話し込んでいるうちに、鍋を焦がしてしまったりとか(火災警報器も鳴った)、娘2号を隣のパイプ椅子に座らせたまま打合せしてたら、バランスを崩してコンクリの床に倒れたりとか(眉間に青タンが…)。ああ全然頭の切り替えができない。

 

それでも「頼られてこそ」、の自分であり、営業マンであり、プロデューサーである。残された期間もできるだけのことはしていかなければ。…って書いてから気がついた。うちの子どもらからも、たぶん、頼られてるんだった。あはー。父ちゃんもがんばれ。

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おつかれさんの3GS

2011-11-10 (木)

未分類

やっとiPhone4Sが届いた。まだデータを移行しただけで、「写真がきれい!」という以外の進化を実感できてないけどこれから徐々に。

 

一方で、2年半酷使してきた先代のiPhone3GSはお役御免に。携帯と違って、使える機能もまだまだあるので(主に子どもが遊ぶゲーム機か  w)、完全リタイアではないけれど、とりあえず「おつかれさん」である。

 

で、久しぶりにカバーを外してみたら、あらら、せっかくのサインがカバーの方に「移動」してしまっている…。これは2年ほどの前の某イベントでご一緒した料理研究家のケンタロウさんとSHIORIさんに書いてもらったもの。使用後は額にでも入れて飾ろうと思っていたのに…。残念〜。随分汚れたけどカバーごと保管するか。

 

新しい4Sも、いつか誰かにサインして貰おうと思ってホワイトをチョイスした。誰に書いて貰うかなあ。近々会えるハズのあの人とかかなー。

 

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