ひとり勝手に県庁総合窓口

2012-12-03 (月)

仕事 宮崎県

ここのところ、ひとりで勝手に「県庁総合窓口」をやっている。ただし、「なんかワクワクしそうな話」専用の。たとえば昨日終わったプロジェクトはこんなんだった。

 

数ヶ月前、人気イタリアン「銀座シルベラード」のグランシェフをやっている中原さんから「前から思ってたんだけど、出身校の給食をつくったりってできないですかね…」という相談があった。東京でバリバリ頑張っているシェフが、故郷のために何かしたい。しかも子どもたちのために。…ええ話やん!ワクワクするやん!

 

ということで、早速、農政(食材の提供)と教育委員会(学校の協力)に話をしに行った。「そんなのすぐにできそう」と思っていたものの、詳しく話を聞くと、そうそう簡単な話ではなさそうだった。問題は大きく2点。予算の問題。そして衛生基準の問題。特に衛生面は、かつて給食による死亡事故があった経緯もあり、法が厳しく、外部者による調理はハードルが高かった。

 

それでも、シェフの「熱い思い」に感激した農政・教育委員会の担当者が、いろいろな代替案を考えてくれた。最終的にはシェフとも相談した上で、「学校栄養士に向けた本格イタリアンの調理実習」というスキームが出来上がった。直接、子どもたちに食べさせることはできないけれど、栄養士さんにシェフの技術を学んでもらい、給食に活かそうというわけだ。なるほど。予算も、地産地消の予算等を組み合わせてなんとか捻出できることに(といってもシェフの旅費や食材費ぐらいなんだけど w)。

 

 

せっかくなので、ぼくも図々しく実習の様子を見学に行かせて貰った。休日にも関わらず、県内の学校や給食センターから30人ほどの栄養士さんが集合し、シェフのデモンストレーション(写真)を食い入るように、時にため息すらつきながら眺めていた。その後の実習でも、直接シェフからひとつひとつ個別に指導を受けて、特に若い栄養士さんたちが、活き活きとして学んでくれたのが印象的だった。

 

シェフが用意してくれたメニューも良かったな。もうそのまま給食に使えそうな、それでいて、ちゃんと「イタリアン」なテイストが感じられる素晴らしい内容。栄養士会の幹部も「詳しい打合せもできなかったけれど、こちらの意図を全部汲んで貰った!」と感激されていた。試食してみてさらにビックリ。宮崎の普通の人参が、ほんの一手間でこんなにも旨くなるなんて! 宮崎の素材の良さも再確認。

 

…という感じで、行政の枠組みをうまく回していくと、関係者(今回で言えばシェフ・農政・教育委員会)みんながハッピーな仕掛けができるかもしれない。そしてうまく結果が出せれば次に繋がって、継続性も生まれる(ちなみにこの栄養士会プロジェクトは今後も何かやるです)。

 

ぼくがこれから勝手にやっていこうと思っているのは、こういう意味での総合窓口なのだ。比較的どんな球でも拾うつもり。そしてゼロ回答はしないつもり。なにか建設的な話があればいつでもお電話ください。報酬は「みんなが嬉しくなること」のみ。

 

…というわけで、その場でシェフからは次なる依頼が。これもワクワクする内容。がんばるです。

 

[12.11.30]

・朝イチで完全失業率のデータをUP。委員会資料へ。

・「ROBOT」★。期待し過ぎた。予告編でよく出ていたアクションシーン以外はかなり残念な感じ。もっとボリウッドらしく弾けて欲しかった。

[12.12.01]

・息子を耳鼻科へ。ドクターと話して鼻腔内の切除手術をすることに。CT撮ったり、聴力検査したり、血を採ったり。午前中いっぱい。

・学校給食会で中原シェフ実習。打ち上げまで参加。「たなこころ」。みんなが喜んでくれて嬉しい。一人2次会「hana」。

[12.12.02]

・上2人は地区のレクレーション(宮小で綱引きとか)。送り届けてそのままRun 21km。2’10。

・昼食後、「ブラザー理容清武店」。帰り道、夕食の買い出しなど。

・「殺人鬼フジコの衝動/真梨幸子(徳間文庫)」★★★★。不快過ぎる小説。そして読むことを止められない小説。最後のどんでん返しは、よく考えないとわからない。読みながら微妙に引っかかった部分が最後にだーっと裏返されていく。すごいな。

コメントを残す

海森堂rss

過去ログ一覧

最近の投稿の画像