地方公務員の逆襲

2012-12-01 (土)

仕事 地方公務員 宮崎県

地方の時代。―ここ数年、そういった言葉を聞く機会が増えてきた。

 

橋本大阪市長のように「情報発信力」のある首長たちが「地方分権」を訴え、次の選挙では元知事・市長らが国政を賑わす状況であるし、また樋渡武雄市長のように、市立病院の民営化やSNSの活用、図書館とTSUTAYAの連携など全国をリードする取り組みで注目を浴びていたりする。世襲でない若い首長(熊谷千葉市長、吉田横須賀市長ら)も増えてきて、なんだか地方は元気が出てきている気がする。

 

でも、ふと気が付けば、元気があるのは首長ばかりではないか。その首長を支える地方公務員たちは元気なんだろうか。

 

個人的体感値から言えば、約9割の地方公務員は、首長の命に従い、法に則り、キチッ、カチッとした日々の業務を淡々とこなしている。たとえ元気過ぎる首長から非現実的な指示があったとしても、真摯に向き合い、黙々と法と現実とのすり合わせをし、何らかの前進を試みる。大きな飛躍は難しくても、失敗がないように、着実な一歩を刻むような努力をしている。

 

さて。ぼくの大好きな歌に「365歩のマーチ@水前寺清子」がある。

♪幸せは歩いてこない だから歩いていくんだよ

一日一歩 三日で三歩 三歩進んで二歩下がる

 

これは、右肩あがりの成長が前提だった時代の歌だ。少子・高齢化の今の時代は、現状維持さえままならず、じっとしているだけで毎日二歩ほど下がる時代である。一日一歩歩んでいては、どんどん後ろへ後退してしまう。

 

そんな時代だからか、地方公務員の世界にも、ちょっと変な人(いい意味で)が生まれてあっと驚くようなイノベーションを起こし始めている。たとえば、ローマ法王に米を食わせた高野誠鮮さん。ツテがあるとはいえ、NASAとか木村秋則とかアラン・デュカスとか、まあ実に景気がいいプロジェクトを次々に展開している。そして、うちの県にもかなり変な人(いい意味で)がいて、なぜか「東京ガールズコレクション」をこの超地方都市宮崎で、2年間で2回も開催することになっていたりする(詳細はそのうち)。

 

まだまだ小さなうねりではあるけれど、時代の必要に迫られた末、1割の「変な職員」のうちの更に1割(つまり全体の1%)から、とんでもない職員が生まれ、突発的に「一日10歩」の歩みを生むことが出てくるんじゃなかろうか。まあ、そんな職員があんまり多すぎるとリスキーだけども。そういう時代に仕事ができることに、ちょっとワクワクしたりもする。

 

 

[12.11.28]

・紹介資料の整理。T議員答弁関係。夕方趣旨確認。そのまま答弁書等作成。まさかの基金積み増し。

・「7年目の浮気」★★。ビリー・ワイルダー。あれ、これそんなに面白くない。マリリンのキュートさは確かに素晴らしいけども。セリフオチな基本構造が好きではない。

[12.11.29]

・T議員答弁。午後すり合わせ。

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