「アベンジャーズ」と「裸の島」

2012-09-05 (水)

映画TVラジオ

たまたま、両極端にあるような映画を続けてみた。

ひとつは、徹底して作り込まれた大作「アベンジャーズ」。

 

 

2008年の「アイアンマン」からスタートし、「インクレディブル・ハルク」「アイアンマン2」「マイティ・ソー」「キャプテンアメリカ」と下準備?作品を重ねた上での「アベンジャーズ」である。企画は壮大でも、出来上がりはしょぼい作品が山のようにある中で、単独ヒーローの佳作を積み重ねて、最後に「がっちゃん」する力技は、そうそうできるものんじゃない。有名監督や、有名俳優に頼ることなく、各ヒーローの特性・物語性を考えてのスタッフ・キャストの起用を続けて、最後に大輪を咲かせた。

 

主人公が6人(7人?)もいて、勧善懲悪という縛りもある中、いくつもの小ネタを散りばめてワクワク感をくすぐりながら、怒濤のクライマックスへと雪崩れ込むという素晴らしい脚本&演出。監督:ジョス・ウィードンは只者ではない。見事。

 

 

もうひとつの極端は「裸の島」。

 

 

1960年に公開された新藤兼人監督の代表作。…ということを、監督の訃報で知ってから、ずっと見ようと思っていたのだ。予備知識ゼロで、どんなジャンルの映画かもわからないまま見ているうちに、その「絵」の説得力、演出の見事さに徐々に圧倒されていった。かかわっている人・予算、そのすべてが「アベンジャーズ」と対極にあるような作品だ。心の奥に深く刺さるものがあり、この映画は、むしろメジャーでは撮れない映画だろう。

 

 

どちらが良いとか優れているということではない。わくわく楽しいのも、じっくり見入るのも、どちらも映画の楽しみでありヨロコビであるのよなあ、なんてなことを改めて思ったっちゅう話だ。

 

あーもっと映画みたい。

 

 

[12.09.04]

・出張予定を取りやめて議会対応。趣旨確認。

・知事FBによるとアラタナとGILLEの表敬があったらしい。 アラタナ表敬には少し関わり、GILLE表敬には関わりたくても関われなかった(仕事的に)。無念。

・「三文役者」★★★★。新藤兼人監督。冒頭の絵からビックリ。ファンクだわ。どれだけ殿山泰司好きだったんだ監督。愛情に溢れて、ちょっとイビツな愛の劇場化しているところもキュートな映画。こういう役のときの竹中直人はいいなあ。巧い。

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