博報堂のデザイン

2012-04-03 (火)

デザイン 読書

雑誌「デザインノート」の特集は、「博報堂のデザイン」。改めて「博報堂」という切り口で眺めてみると、実はぼくが日頃から「デザイン大好き!」と言っているのは、要は「博報堂的デザインが好き」ということに他ならないということに気がつく。

 

そもそもが「広告デザイン」に興味を持ったのは、大貫卓也氏による一連の「としまえん」ポスターシリーズだった。速攻で「大貫卓也全仕事/マドラ出版」を購入して、舐めるようにページを眺めて興奮したものだった(大学生の頃の話だ)。同じように、「ああこの人のデザインにはシビれる!」と思ったのが、佐藤可士和であり、森本千絵であり、箭内道彦だった。みんな博報堂出身。いやあ、どんだけ凄い会社なんだろう、と思う。

 

ほかにも、今回の特集で、高橋コージ、長島慎、丸山もゝ子、杉山ユキ、長島りかこといった現役組の仕事を知ったし(これがまたツボ)、宮崎晋、永井一史という御大の偉業を再確認もした。

 

たとえば、宮崎晋氏が紹介する「アイデアの生かし方」に、この会社の「凄さ」がにじむ。

 

1.実現の可能性よりも、アイデアの面白さを優先させる

2.地産のモノ、コトを最大限利用する

3.強力な話題を作り、人々の興味を集める

4.仕事は自分でつくる

5.商品のアピールだけではなく、共感できるストーリーも提案

 

文字面だけ眺めると、「ふーん」という程度のことかもしれないが、ひとつひとつのレベルがハンパなく高いのだ。たとえば、5の「共感できるストーリー」というセオリーから生まれたのが、下の黄桜酒造のポスター。黄桜の社長が「いつか二人に酒を飲んで欲しい」という一言から生まれたのだという。社会的事件をひとつのストーリーにまとめる力量はハンパない。写真に収まる二人の距離感とコピーが効いている。

 

ぼくはクリエイターではないけれど、こういうクリエイティブを理解する者ではあり続けたいと思う(県職員としては不必要な能力かもしれないが w)。

 

 

[12.04.03]

・課内の勉強会にて課長へ説明。説明しながら、全然わかってない部分が多々。勉強勉強。

・元上司の退職慰労会。「四季 五穀亭」。

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