勝手に「宮里陽太祭」2days~奇蹟的な夜~

2012-03-12 (月)

音楽

小林出身、都城在住。それでいて、山下達郎全国ツアーのメンバー!という凄い若者がいるということをさとなお師匠のfacebookやブログの記事で知った。なんと都城から全国のコンサート会場に通勤(!)しているというのだ。

 

サックス奏者・宮里陽太さん。若干28歳。洗足学園音楽大学ジャズコース卒。同コースは同じツアーメンバーの小笠原拓海さんや市原ひかりさん、平原綾香などを輩出している名門。これはいやがおうにも期待感は高まるというもの。

 

数ヶ月前にチケットを押さえたたっつあんのコンサートに加え、翌日に行われるという宮里さん自身のユニットによるライブも予約を入れた。気分はもう勝手に「宮里陽太祭」である。そうして迎えた3月9日、10日。それは奇蹟的としか言いようがない至福の時間だった。

 

 

まずは1日目「山下達郎Performanse 2011-2012 in 宮崎」。

これが思った以上にヨータ祭だったのである。

 

3年前。たっつあんが全国ツアーを再開したときに、ツアーメンバーの変更があった。たっつあんは、同じミュージシャンとずっ~とやり続けてきた人で、メンバー交代はファンの間でも随分話題になったものだ(ちなみに、このときの交代は元のメンバーが他のアーティストのツアーメンバーに入ったことによる”やむを得ない”交代だった)。

 

そのとき新たに参加したのが、キーボード奏者の柴田俊文さんと、ドラムスの小笠原拓海さん。超ベテランの柴田さんはさておき、小笠原さんは当時若干24歳。新たに「山下達郎ファミリー」に入ったことによるお披露目的な意味もあったのだろう、そのフィーチャーぶりが凄かった。ドラムソロ5分!という圧巻のパートなど、耳の肥えたたっつあんファンからも驚きの喝采を浴びたのであった。

 

今回はそのスポットが宮里さんに当たった。そもそも宮里さんが登場しただけで会場のあちこちから「陽太!」の声がかかる熱気である。まるでピアノ発表会での保護者かよ!というぐらいの温かさと熱さ www もちろんステージ上のメンバーも、新人の演奏に目を細めている(ような気がした w)。素晴らしい。そしてその両者の期待に見事に応える演奏。特に、名曲「Solid Slider」の圧倒的な畳み掛けるようなソロといったら! ステージ上の、そして客席の保護者たちが狂喜乱舞しないわけがない。

 

まだたっつあんのライブは3回目だけれど、これほど客席とステージの一体感が強く、相乗的なグルーブが生まれていったのは初めてだったな。MCで、たっつあんが「今日のお客さんは良い!」と至極上機嫌な様子なのも、保護者としては面映ゆいほど。

 

そんなヨータ祭だったコンサートではあるが、もちろん主役はたっつあん。途中のMCで東北大震災のことに触れ、「自分ができる小さなこと(求める人に音楽を届けること)をやり続ける」とコメントした。目頭がぐっと熱くなった。男だわ、たっつあん。そんなところも含め、3時間をゆうに越えるライブは、切なく楽しく感動的で、なんかもう「イキっぱなし」でありますた。

 

*コーラスの佐々木久美さんが自身のブログで「昨夜の宮崎はヤバかった」と書いてくれているので、ツアーの中でも相当良かったっぽい(喜)。もう宮里さまさまである。

 

 

ヨータ祭2日目はもちろんこれ。「宮里陽太 presents〜 Battito del Sole

 

前日の興奮を引きずりつつの土曜日。会場はライブハウス「ニューレトロクラブ」。開演40分前には会場入し、ステージから5mの位置をキープした。¥3,000の料金に含まれるドリンクチケットでコロナビールを飲んでいると、後ろの席に金髪・長身の男性がやってきた。何気なく顔を見ると…おお!キーボードの柴田俊文さんじゃないか!…と思いつつ連れの男性に目を向けると、ぬおおおお!難波弘之さん。ベストサウンドの頃からずっとファンです!さらにその横には佐々木久美さんと、国分友里恵さんまで。たっつあんツアーメンバーが揃って遊びに来てるぅぅぅ!

 

興奮のあまり思わず「昨日は素晴らしかったです。ありがとうございました。」と声をかけてしまったです(嗚呼ごめんなさいごめんなさい)。でも、みなさん笑顔で「(達郎さんも)昨日はかなり機嫌良かったですよ。ぼくたちも楽しかった。」と言ってくださって、一人でテンションあがりまくり。これだけで¥3,000の元をとった w

 

客席は、立ち見もたくさん出て200人を越える感じ。肝心のステージは、予想以上に安定感のあるバンドというのが第一印象。もちろん、宮里さんのサックスは図抜けているけれど、バントとしてのバランスはなかなか。力強いファンクなナンバーもあったりして相当かっちょいい、楽しい。

 

途中休憩を挟み、後半戦から山下達郎ツアーのサポートメンバーがゲスト出演(という予告がHP等であった)。予想していたドラムス・小笠原拓海さんに加え、なんとギター・佐橋佳幸さんまで参加(*ちなみに佐橋さんの妻は、あの松たか子さん)。なんというラッキー!

 

佐橋さんのギターは、やはり桁外れの巧さ。老練の技。ロックで、ファンクで、アヴァンギャルドな音を、軽くサラッと奏でていく。そりゃあ松たか子でなくても惚れるわ。ラブストーリーは突然にだわ(*冒頭のギターのカッティングが佐橋さん)。

 

小笠原節も凄かった!バスドラが腹の奥までドドスコと重く心地よく響き、スネア、タムタムのコンビネーションがとんでもない。激しいリズムの塊が機関銃に乱射されるように身体を貫いていく快感。ああ。うまく文章化できないのがもどかしい。

 

ゲスト参加ということもあってか、この二人のソロは、たっつあんのコンサートにはないのびのびとした自由さがあって、脳内麻薬が全開状態となった。たぶん、後半のぼくはヨダレを垂らしても気が付かなかっただろう。そのぐらいのエクスタシー。

 

若々しい「battito del Sole」の演奏に、佐橋、小笠原、宮里の「日本最高峰テク」が幾重にも重なって、その音の厚みが凄まじいのであった。この勝手に「宮里陽太祭」。次のツアーでもぜひ開催してください。熱望。

 

 

*宮里さんがアルバムを出していないのは何とも残念。復習できないじゃん。youtubeにハンディで撮ったストリートライブの映像があるのでそちらで余韻にひたる今日この頃。コレとかコレとかコレとか。宮崎らぶ。

 

[12.03.12]

・議会資料のまとめとか。

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