ノンフィクションガイド「HONZ」は相当面白い

2011-11-10 (木)

読書

ノンフィクションの書籍のみを書評するサイト「HONZ」が、相当面白い。

 

好きな時間に好きなだけ本を読むことができたのは独身時代までだった。共同生活者との暮らしの中では、与えられた役割というものが厳然としてあり、それをクリアして初めて「自分の時間」というものが生まれる。そしてその限られた「自分の時間」というのは、キレギレであり、どっぷりハマって読むというような「まとまった時間」はなかなか取れないものだ。

 

とすれば、たまに得ることができる至福の読書タイムには、確実に至福に至らせてくれる本が必要であり、いわゆるハズレない本、鉄板本をチョイスすることが極めて重要になってくる。選択のための情報源としては、例えばそれが “小説” というジャンルであれば、山本周五郎賞の受賞作品だとか、本屋大賞だとか、このミステリーがすごいだとか、いろいろなチャンネルがある。もちろん、元々好きな作家の新作という選択もアリだ。しかしながら、”ノンフィクション”のジャンルは、鉄板と言えるような情報源が少なく、また作家に惚れるというケースも少ないため、ついつい傑作、名作を見逃してしまいがちだ。

 

そんなぼく的なスキマゾーンに「HONZ」はスポンとはまり込んだ。ノンフィクションのジャンルがさらに細分化され、最新作から過去の名作まで拾っていく姿勢が素晴らしい。また、さすがノンフィクションの読み手たちだけあって、書評の文章自体に面白さがあったりする。たとえば最新記事である「ポルノ雑誌の昭和史」の書評はどうだ。これだけで、ちょっとしたバカエッセイ(もちろん褒め言葉)として成立している。ついつい書評を読み込んでしまい、本を読む時間がなくなるほどだ(本末転倒)。

 

とりあえず、今日は次の3冊をAmazonへ発注(あれ?貧乏生活なんじゃ?)。
日本のデザインー美意識がつくる未来/原研哉

恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白/稲葉圭昭

アラン・デュカスのナチュールレシピ

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